こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「初夏の花々」についてのお話です。
ミヤマヨメナ
キク科シオン属の多年草・ミヤマヨメナ。
ミヤマヨメナは日本固有の野菊であり、我が家のミヤマヨメナは園芸品種ミヤコワスレ(都忘れ)です。
この時期、お隣のタンチョウソウの葉っぱが勢いよくミヤコワスレ側に迫り出して来るのですが、ミヤコワスレも負けじと葉っぱを生い茂らせますので、とても密度の濃い空間が出来上がります。
我が家では、茎の長いお花はもれなく仏花となる運命が待っており、こちらのミヤコワスレも例外ではありません。
ヒメフウロ
フウロソウ科フウロソウ属の越年草・ヒメフウロ(姫風露)。
ヒメフウロは淡い紅紫色の5弁花で、直径1.5cm程の小さなお花を茎先や枝先に2個ずつ付けます。
育てているというよりは、我が家の裏庭にて勝手に育っております。
日当たりも水はけも良い場所ではないのですが、あまり気にならないようです。
繁殖力は旺盛で、自ら鉢に種を送り込むほどです(上記画像)。
アッツザクラ
キンバイザサ科ロードヒポキシス属の多年草・アッツザクラ(アッツ桜)。
後ろに控えているアケボノフウロに押されてか、あまり数が増えていなかった我が家のアッツザクラですが、アケボノフウロとの間に隙間を作ったところ、たくさんのお花が咲いてくれるようになりました。
やはり、風通しと日当たりの確保が必須のようです。
スズラン
キジカクシ科スズラン属の多年草(山野草)・スズラン。
スズランの茎は一方に傾いた総状花序で、10個ほどの直径1cmの白い花を下向きにつけます。
とても愛らしい姿をしておりますので、触れてみたくもなりますが、スズランは全草有毒ですのでゴム手袋必須です!
クレマチス
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性多年草・クレマチス。
今年は春先に大量の蕾が付きましたので開花をとても楽しみしていたのですが、一気に咲いてしまいましたので、お花同士の場所取り合戦が熾烈なものとなってしまいました。
大輪系のお花は迫力もあり豪華な出立ちにはなりますが、咲いたら咲いたで圧が凄い。
我が家のクレマチスは何箇所かに分かれて育っているのですが、これまで大輪と思っていたお花が今年は中輪の大きさだったり、中輪だと思っていたお花が今年は大輪の大きさになったり。
何が起きたの…かな???
クレマチスは1年に1回開花する一季咲きのグループや、長期に渡ってお花が次々と咲いたり、剪定すると繰り返し咲く四季咲きのグループがありますので、上手に品種や系統を組み合わせることで一年中お花を楽しむことができます。
本当は、クレマチスのようなつる性直物を用いて不思議の国のアリスのような庭を作りたいのですが、奴が草陰に潜むかと思うと怖くてできません…。
ベニシタン
バラ科シャリントウ属の常緑低木・ベニシタン(紅紫檀)。
ベニシタンのお花は、直径5〜8mmで白色~淡紅色の5弁花で、お花は完全には開きませんので、遠目からみたら実と思うかもしれません。
学名は Cotoneaster horizontalis というのですが、horizontalis(水平)の名の通り、枝は多数に分岐しながら横に広がり、樹高は最大でも1メートルほどです。
セイヨウジュウニヒトエ
シソ科キランソウ属の多年草・セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)。
セイヨウジュウニヒトエは北ヨーロッパ原産の植物で、観賞用に栽培されていたものが野生化して、そこかしこで見かけるようになったとても生命力の強いお花です。
日本に自生するジュウニヒトエの近縁種で、セイヨウキランソウとも呼ばれておりますが、園芸界ではキランソウ属に分類される植物全般を意味するアジュガで呼ばれることがほとんどです。
我が家での扱いは、シラユキゲシと同じ雑草未満、といったところでしょうか。
育てているわけではありませんので、他のお花の邪魔にならなければ現状維持、邪魔になるようだったら即排除。
今のところは控えめに咲いてくれておりますので、現状維持でございます。
まとめ
今回は「初夏の花々」についてご紹介しました。
4月中旬頃から毎日のように何かしらのお花が咲き始めているのですが、その勢いは今月に入っても止まる所を知りません。
早く自分をブログで紹介しろと、お花に追い立てられている今日この頃です。