こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「球根の保存方法」についてのお話です。
前回に引き続き、このブログは備忘録としての役割が大方を占めておりますので、昨秋のお話ではありますが、気合を入れて綴っていきたいと思います。

球根の保存方法
以前のブログで我が家では、冬の低温に耐えられないダリヤやカラーなどの球根植物の球根は、冬前に掘り上げてもみがらにて保存するとお伝えしたのですが、昨秋はカラーとオーニソガラムの球根はパーライトにて保存しました。


もみがらではなく、なぜパーライトを使用したのかハハに尋ねてみたところ

パーライトが余ってたから♪
だそうです。
事実、パーライトは球根の種類によっては保存に適しているそうです。
もみがらと同様にパーライトでの保存でも無事に冬を越すことはできましたが、一冬パーライトに埋もれた球根は、下記画像のように白カビが生えたかのような見た目となってしまいますので、気になる方はご注意ください。


ダリアの球根は例年通りもみがらにて保存しました。


グラジオラスの球根は洗って乾燥させたのち、パーライトやもみがら等は使用せず、そのままの状態で紙袋に保管しました。


そのままの状態で保管しても、過度に乾燥することなく一冬越えることができました。


我が家では毎年、グラジオラス等の切り花となるお花はお盆の時期に収穫できるよう育てているのですが、ここ数年は春先から気温が高めに推移することが多く、お盆前にはお花の最盛期が過ぎてしまうという悲しい現実が訪れておりました。
そこで今年はグラジオラスの球根の植え付けを2回に分けて行いました。
1回目の植え付けはゴールデンウィークの終盤に、2回目の植え付けは1回目の約3週間後に行ったのですが、今のところ順調に育ってくれております。


ところで、グラジオラスの球根には木子(きご)と呼ばれるとても小さな球根ができる場合があります。


球根を掘り上げる時にこの木子が土の中でバラバラになってしまった場合は、翌春にその木子から芽が出てしまうのですが、我が家では大きな球根でグラジオラスを育てますので、木子から成長した芽は見つけ次第速やかに排除しております。
そうしなければ辺り一体微妙な大きさのグラジオラスだらけとなってしまいますからね、放置はできません。
木子が落ちないように掘り上げられれば良いのですが、私もハハも細かい性格ではありませんので、適当にすましております。
ほほほ。
デンドロビウム・キンギアナム


ラン科セッコク属の多年草・デンドロビウム・キンギアナム。
昨年末、もしゃもしゃっと詰まっていた根をほぐして風通しを良くし、年明けの開花を心待ちにしていたのですが、咲かず……。
ほぐす時期を間違えてしまったようです。
まとめ
今回は「球根の保存方法」についてご紹介しました。
グラジオラス以外の球根植物も今のところ順調に育っているのですが、天気が良すぎるとお花の種類によっては開花期間が短くなってしまうことがあります。
荒天は困るけど、好天過ぎても困る!
ほどほどでお願いしたいものです。