こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「初夏の花々」についてのお話です。
私が住んでいる地域では雨が降っても温かい日々が続いておりますので、開花は相変わらず例年に比べて少し早めとなっております。
クリーピングタイム
シソ科イブキジャコウソウ属のハーブ・クリーピングタイム。
我が家では棗の木の周りの雑草対策としてクリーピングタイムをグランドカバーとして利用しているのですが、葉っぱが密に生い茂ってくれますので今日まで鉄壁の守りをみせております。
なかなかの繁殖力ですので、同じように地を這う植物とは距離を置く事をおすすめします。
距離を置かなければ、あっという間に飲み込まれてしまいますので、ご注意を。
オオデマリ
レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木・オオデマリ(大手毬)。
オオデマリの花弁は咲き初めはライムグリーン色なのですが、黄緑色を経て、最終的には眩しい白色となります。
我が家の庭はこの時期ピンク色のお花が多いので、純白のオオデマリが一服の清涼剤となってくれております。
我が家は雪国ですので育てている花々や木々は基本的に耐寒性の強いものですが、オオデマリは耐暑性にも優れている育てやすい庭木です。
エビネ
ラン科エビネ属の多年草(山野草)・エビネ。
我が家のエビネは最も一般的な種類で、一般的にはジエビネと呼ばれるもので、数は多くないのですが庭のあちらこちらでお花を咲かせます。
同時期に咲くツツジのような色の派手さやボリュームはありませんが、地味なようで地味にならない、不思議な存在感があります。
周囲のシダに阻まれて成長途中の茎が曲がってしまった個体があったのですが、その後上向きに軌道を修正し、お花が咲く頃には直立するまでになっておりました。
律儀ですね。
アルメリア
イソマツ科ハマカンザシ属の多年草・アルメリア。
アルメリアは耐寒性も耐暑性も強いのですが、蒸れには弱いせいか雨が長引いてしまうと、ちょっと元気がなくなります。
今年も満開するや否や雨に祟られてしまったのですが、すぐに息を吹き返し、何事もなかったかのように風に揺られております。
我が家には昨年まではピンク色のアルメリアしかありませんでしたが、今年は知人から頂いた白色のアルメリアが仲間入りしております。
庭と同様に、この時期この場所で咲く花々はピンク色ばかりですので、これからは白色のアルメリアが一服の清涼剤となってくれることでしょう。
株が大きくなり隣接している用水路の方へ迫り出してしまった箇所がありますので、整理整頓せねば。
イベリス
アブラナ科マガリバナ属の多年草・イベリス。
イベリスには一年草と多年草がありますが、我が家で育てているイベリスは多年草です。
多年草の白色のイベリスの品種名はセンペルビレンスで、宿根イベリスとも呼ばれております。
ゆっくりじっくり育つイベリスの繁殖力は緩やかですので、グランドカバーに考えている場合は気長にお待ちください。
ところで、我が家ではセンペルビレンス以外にピンクアイスというピンク色のお花が咲く品種も育てていたのですが、待てど暮らせど姿は見えず…。
ピンクアイスはセンペルビレンスのお隣で育っていたので生育環境に違いはないのですが、霜にあたって枯れてしまったのか何なのか。
残念無念でございます。
マツ
マツ科マツ属の常緑樹・マツ(松)。
松は春先に穂を伸ばし、穂先に雌花(めばな)、穂の下部に雄花(おばな)をつけます。
赤紫色の雌花は受粉から1年以上かかって松かさになります。
まとめ
今回は「初夏の花々」についてご紹介しました。
イベリスのピンクアイス、来年にでもポッと出てこないかな…。