こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「雪に埋もれた冬」についてのお話です。
このブログは備忘録としての役割が大方を占めておりますので、梅雨真っ只中ではありますが、今年の冬のお話をしたいと思います。
冬の日常
我が家の冬支度については以前のブログで少しご紹介しているのですが、忘れてならない冬支度の筆頭としてりんごの買い出しがあります。
詳細は過去のブログをご覧頂ければと思うのですが、我が家では毎年11月下旬に一冬分のりんごを求めて、秋田県横手市の雄平フルーツライン沿道にある果物の直売所を訪れます。
ついでに、創業約100年の老舗のお蕎麦屋さん松屋も訪れます。



一冬分のりんごを確保したならば、後は忍び寄る冬を待つだけなのですが、私の住んでいる地域は寒冷地ですので、冬になりますと雪が降り積もります。
本来であれば降っては止み、降っては止みを繰り返して徐々に積雪量が増していくのですが、ここ数年は短時間に大量に降り積もるドカ雪という大変ありがたくない降り方をされております。
今冬もそうなるかと思っていたのですが、私が住んでいる地域では年末になっても降雪量はそれほど増えず、いつかの年のように家中が凍りついたりすることもなく、比較的穏やかな年末年始を迎えることができました。



2月に入っても降雪量はさほど増えず、また、こおりどめ(水道の凍結防止のための水抜き)作業をすることもなく、これまた穏やかな日々が続いておりました。

今年はこのまま春を迎えるのかなと家族共々思っておりましたが、そうは問屋が卸さないのが雪国でございます。

雪に埋もれる
2月下旬、それは突然やってきました。
未明に降り出した雪は降り始めたら最後、全く降りやまないではありませんか!

えっ?まだ降るの?



そろそろ降り止むよね?



そんなに降り続けたら飽きるよね!?



こっちはとっくに飽きてるよ!



十分です!間に合ってます!



というか、降り止んで!!!!!
と言った具合でした。
長らく雪国に住んでおりますが、今年ほど「雪に埋もれた」と感じた年はなかったのではないかと思います。
屋根からの落雪により物干し竿が埋まってしまうのは例年のことなのですが、


今冬は、屋根から落ちて地上に積もった雪が屋根と繋がってしまうくらい降り積もりました。


我が家では、屋根から落ちてきた雪で窓などが壊されてしまうのを防ぐために、家の一部に雪囲い(ゆきがこい)を施しているのですが、これがなかったら危なかったかもしれません。


ユズリハのように、降り積もる雪の重さに耐えられず傾いてしまった庭の木々もありました。


雪を振り落として何とか元の姿勢に戻したのですが、春には例年通りお花が咲いたり新芽が育ちましたので、雪の重みによる影響は小さかったと思います。


ところで、私が木々の救済活動に勤しんでいる間、家の中では以下のような悲劇が起きておりました。


家族が米びつにお米を入れようとしたところ、袋が破けてしまったのです。
家族曰く
「昔より袋が弱くなった!」
……そんな事はないと思います。
おそらく力任せな方法で米袋を担いだのでしょう。
小分けにして入れれば良いものを、急がば回れ、です。
わたくし、誰であろうと何であろうと、お米を雑に扱う輩は大嫌いでございます。
なお、ドカ雪のせいで春の訪れは遅いだろうと思っていたのですが、ドカ雪から約2週間後には桜の根元では地面が見えるようになっておりました。


また、チューリップもいつの間にやら芽を出しておりました。


人間が雪に振り回されている間に、植物は春の準備をしっかりと整えていたようです。
クンシラン


ヒガンバナ科クンシラン属の多年草・クンシラン(君子蘭)。
我が家では現在20鉢以上のクンシランが育っており、今冬も10鉢以上のクンシランが色鮮やかなお花を咲かせてくれました。
中には花茎を2本伸ばす個体もありました。


株が大きくなりますと、このように複数の花茎が伸びる場合もあるようです。
順調に育ってくれているのは大変喜ばしいことなのですが、クンシランの成長と共に、人間の活動領域が狭まってきております。
どうしようかな。


なお、オモト(万年青)の鉢にて成長中のカタバミ科カタバミ属の多年草・オキザリスは、今年も可愛らしいお花を次々と咲かせました。


もはやどちらが鉢の主なのか分からなくなっております。






まとめ
今回は「雪に埋もれた冬」についてご紹介しました。
もはや嫌がらせとしか思えないドカ雪は、地球温暖化の影響で近年増加傾向にあるそうな。
……本気?