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クンシランの植え替えと株分け – もれなく絶賛増殖中!

写真:クンシラの鉢

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「クンシランの植え替えと株分け」についてのお話です。

クンシランの植え替えは2〜3年に1回は必要になるのですが、雪国である我が家では、大体5月中旬から下旬にかけて行います。

目次

クンシランの植え替え

STEP
事前準備

クンシランの根の傷みを少なくするために、植え替えの1週間程前から水やりをやめて、土や根の水分を減らします。

STEP
株を鉢から取り出す
写真:クンシランの根

根が張っていると鉢から株が抜きにくいので、鉢の周りや縁をたたきながら取り出します。

STEP
根をほぐして古い土や石を落とす
写真:クンシランの絡まった根をほぐす作業

根を下の方からほぐしていき、根に絡まっている古い土や石を落とします。

写真:クンシランの根に絡まっていた土と石
STEP
傷んだ古い根や余分な根を取り除く
写真:クンシランの根の切り取り

茶褐色や黒褐色の傷んでしまった古い根や、余分な根を取り除きます。

株を大きく育てたい場合は根は切り詰めません。しかし、根を切り詰めないと株がどんどん成長し、植え替えの度に鉢のサイズが大きくなり重みも増していきます。そうなると、取り扱いが大変になってしまいますので、我が家では植え替え時に余分な根(下部1/3くらい)を取り除いて、あまり大きくならないよう調整しております。

古い土や石、傷んでしまった根を取り除くと以下のような状態となります。

写真:土と砂と下部の根が取り除かれたクンシラン
STEP
さらに、根をほぐす
写真:ほぐされたクンシランの根

下部の余分な根を取り除いたら、残っている上部の根をほぐします。

まるでラピュタの木の根のようですね。

STEP
一回り大きな鉢に植え付ける
写真:植え替えられたクンシラ

一回り大きな鉢の底に鉢底石を2〜3cm程敷き、その上に土を入れて植え付けます。

この時、ほぐした根の周りにも土がしっかりと入るよう割り箸などで土を突きます。

植え替え後は鉢底から水が流れ出すくらい、十分に水を与えます。

ご覧のようにクンシランの根は絡まりまくるため、通気性が悪くなり根腐れを起こす場合がありますので、我が家では通気性を確保するために素焼きの鉢を使用しております。

なお、クンシランの植え替えや株分けの方法はクンシランの土の袋に記載されてる場合が多いので、こちらもご参考ください。

写真:クンシランの土の袋

クンシランの株分け

クンシランも年月が経ちますと親株の脇で子株が育つようになるのですが、そのまま育ってしまったのでは互いに窮屈ですので、株分けを行います。

株分けは植え替え時に一緒に行います。

株を鉢から抜いて古い土や石を落としてある程度根をほぐした後、株を切り分けます。

今回は以下の株を4つに切り分けました。

写真:切り分けられる前のクンシラン

清潔なナイフで株元に切れ込みを入れて、根を切らないよう親株と子株を切り離します。

根を切らないようにと言っても、これが結構根気のいる作業でして、全く根を切らずに切り分けることは大変なため、我が家では割と大胆に切り分けております、ほほほっ。

葉っぱが8枚以上の子株の場合は単体で切り離し(下記画像一番左)、葉っぱが8枚以下の子株の場合は親株と一緒に切り離します。

写真:切り分けられたクンシラン

腐敗菌などに侵されないように切り口に殺菌剤を塗ると良いようですが、我が家は特に何もせず、そのまま植え替えと同じように、一回り大きな鉢に植え付けます。

ところで植え替え作業時に、新たな芽が育っているのを発見したのですが、こうやって人知れず育っていくんですね。

写真:クンシランの根元から出た新しい芽

戸外での管理

花後のクンシランを室内で管理すると風通しの悪さや日照不足等で弱々しい株に育ちますので、植え替えや株分けが終わりましたら、その他の鉢と共に戸外にて管理します。

写真:庭先に並べられたクンシラン

戸外の直射日光が当たらない明るい日陰に置き、夏場は遮光率50%のネットを使用します。

写真:遮光されたクンシラン

まとめ

今回は「クンシランの植え替えと株分け」についてご紹介しました。

以前のブログで我が家のクンシランは全部で14鉢30株とお伝えしましたが、現在は20鉢以上あります。

我が家は田舎ですので戸外での管理場所には困らないのですが、そろそろ室内での管理がキツくなってきました。

どうしよう…。

写真:クンシラの鉢

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