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隔年結実は無視!?今年も我が家のカキ(柿)は大豊作

写真:カキの実

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「カキ」についてのお話です。

樹齢約70年の我が家のカキは、今年もたくさんの実を付けてくれました。

我が家では隔年結実(かくねんけつじつ)を防ぐための摘果作業をせず、基本的に放っておいているのですが、ここ数年は毎年多くの実を付けてくれています。

写真:柿の木

パッと見た感じから昨年よりは数が少ないと思っていたのですが、いざ収穫を始めると、あるわあるわあるわ。

ここにもそこにもあそこにも。

写真:枝柿01

葉っぱの影に隠れていたため下から見た時は分かりにくかったのですが、上に行くほどたわわに実っておりました。

写真:枝柿02

毎年収穫と共に伸び過ぎた枝を切ってカキの木を小さくはしているのですが、翌年の収穫時には前年と変わらぬ大きさになっております。

…なぜでしょう。

写真:頭頂部の柿

それでも今年も伸び切った枝の伐採も兼ねて、実を付けた状態で枝をゴリゴリと切り落としました。

写真:柿の枝
写真:枝ごと切られた枝

上の方のカキを収穫する時、そのまま下に落としてしまってはカキが傷ついてしまいますので、今回はカキの木の周りにある他の植木を衝撃緩衝材とし、その植木めがけてポンポンと落とす作戦をとりました。

小春日和を満喫していた植木さんは大変迷惑そうにしておりましたが…、すまぬ。

ちなみに私はこの植木に落ちてきたカキの回収係です。

写真:上から落ちてくる柿のクッションになる植木

ということで、今年収穫できたカキは約550個!

摘果作業しなくとも、そこそこの大きさに育ってくれておりました。

写真:収穫された柿

ちなみに、カキの木(枝)は折れやすいため、収穫時期になると転落事故が多発するとのこと。

カキを収穫する場合は直接木には登らず、脚立等を用いて慎重に行うことをオススメします。

写真:柿の木に掛けたらた脚立

我が家のカキは渋柿ですので、美味しくいただくためには渋抜きをしなければなりません。

写真:ダンボール箱に入れられた柿

例年通り、秋田県湯沢市に本社を置く企業・秋田県醗酵工業が販売している「渋抜き上手 44%」を使用して渋抜きを行いました。

カキの渋抜きはとても簡単で、カキのヘタの部分に焼酎などのアルコールをサッと付けるだけです。

写真:秋田県醗酵工業 - 渋抜き上手

干し柿も作りました。

皮をむいたカキのヘタの枝部分に紐をくくりつけて結び、雨がかからず、日当たりと風通しの良い軒先などに約3週間〜1か月程吊るします。

写真:干し柿にするために皮を剥かれた柿

カキの皮むきには皮むき機を使用すると、サクサクと作業がはかどります。

昨年は軒先に吊るすや否や悪天候が続いたため、乾く間もなくカビてしまい全滅…。

干し柿は最初の3日間でどれだけ乾かせるかにかかっております。

今年は昨年の反省も踏まえ、最初の3日間は雨を凌げる場所に吊るし、その後軒先に移動しました。

写真:カーポート内に吊るされた干し柿

今のところ順調のようですが結果が出るまで後2週間、予断を許さない状況です…、ドキドキ。

ところで、ハハが何やらコソコソと作業をしてるな思ったら、柿酢を仕込んでおりました。

柿酢には疲労回復への効果が期待されるビタミンCや、美肌効果が期待されるポリフェノール、老廃物の排出を助けてくれるカリウムなどが豊富に含まれております。

カリウムは高血圧予防に効果的と言われておりますので、おそらくこれが目的でしょう。

完成が楽しみです。

写真:柿酢

今年も木守柿(きもりがき)をいくつか残したのですが、昨年と同様に結構な数を残してしまったようです。

500個も採れたので別に惜しくはないのですが、カラスにだけは取られたくない、カラスにだけは…。

写真:木守柿(きもりがき)
写真:カキの実

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