こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「夏野菜」についてのお話です。
我が家で育てている夏野菜も収穫末期となってきましたが、まだまだ実る気満々な野菜もおります。
トウモロコシ
イネ科トウモロコシ属の一年生野菜・トウモロコシ。
ここ数年は野生動物の餌食になってしまう事が多かった我が家のトウモロコシですが、今年は家族が後片付けが面倒なほどに守りを固めたおかげか、被害に遭うことはありませんでした。
野生動物はネットを掻い潜って侵入するため、下記画像のようにトウモロコシを囲ったネットの上に重い木や石を隙間なく敷き詰めて侵入を阻止しました。
とても過保護に育てられた今年の我が家のトウモロコシ、さぞ良いものが実ったと思われるかもしれませんが、そうでもありませんでした。
味は良かったのですが、粒の並びがとっても微妙…。
守りの堅さと実りの良さは比例しないようです。
なお、収穫期間は2週間程で足早に駆け抜けて行きました。
ナス
ナス科ナス属の一年生野菜・ナス。
我が家では普通の料理用に中長ナスと長ナスを、漬けもの用に小ナスを育てているのですが、今年は中長ナスでは五つ子が、小ナスでは三つ子(画期画像)が実ってしまいました。
仲良きことは美しきかな?
昨年は暑過ぎて元気のない野菜が多い中、ひとりピンピンしている野菜としてオクラをご紹介したのですが、今年はオクラと共にナスも元気よく育っております。
育ちが良すぎて我が家だけでは消化しきれず、友人・知人に引き受けてもらっている毎日です。
家族には、消化しきれないからこんなに作らなくても良いと毎年訴えているのですが、畑が空いているのは勿体ないと、隙あらば何かしらの苗が植えられてしまう始末です。
家庭菜園をお考えの方、または現在進行形の方、野菜を育てて収穫できる喜びは分かりますが、料理しなければならない人の負担たるや…。
ただただ大変。
とーっても大変。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、です。
トウガラシ、ピーマン、パプリカ
ナス科トウガラシ属の一年生野菜・トウガラシ。
ナス科トウガラシ属の一年生野菜・ピーマン。
ナス科トウガラシ属の一年生野菜・パプリカ。
ピーマンとパプリカはトウガラシの栽培品種であり、植物学上はトウガラシと同種の植物に分類されます。
3種類共夏野菜としては遅めの収穫となり、我が家では8月に入ってから収穫の本番を迎えました。
昨年は長引く雨によって早々に戦線離脱してしまったパプリカも、今年は順調に彩り良く育ってくれております。
オクラ
アオイ科トロアオイ属の一年生野菜・オクラ。
今年も昨年に引き続き、長引く暑さを物ともせず、スクスクと育ちまくっているオクラです。
君たち、本当に丈夫だよね。
トマト
ナス科トマト属の一年生野菜・トマト。
今年も昨年に引き続き、私が住んでいる地域ではオーブンに頼らなくても天日干しだけでドライトマトが出来上がってしまうくらい、暑い暑い日々が続いておりました。
干し初めて1日目、2日目は放っておいても大丈夫なのですが、3日目は時々様子を確認しなければ、小さいものは乾きすぎて黒ずんでしまいますので、注意が必要です。
なお、トマトの収穫は間も無く終わりそうです。
サトイモ
サトイモ科サトイモ属の根菜・サトイモ(里芋)。
我が家で育てているサトイモは最も一般的な土垂(どだれ)という品種で、10〜11月に収穫の最盛期を迎えます。
サトイモの葉っぱはご覧の通りとても立派な姿をしており、我が家ではお盆にお仏壇とお墓に供える飲食(おんじき)の器として利用しております。
供えるものは、畑で採れた野菜(トウモロコシ、ナス、トマト、エダマメ等)が中心となります。
お仏壇には飲食の他に、「お盆とうろう」と呼ばれる飾りと、ペポカボチャ・ぶどう・ハマナスの実・小さな青りんごを使った棚菓子飾りを飾ります。
棚菓子飾りは毎年ハハが準備をしてくれており、下記画像のように1本の紐に棚菓子をくくり付けるですが、今年は作るのに大変苦労しておりました。
聞けば「ペポカボチャに紐が通らない」とのこと。
ペポカボチャの頭の部分が柔らかくなっていた事が原因のようで、透明なテープで補強して何とか形にしたようです。
しかし、すべての作業を終えたところでハハは気が付きました。
ペポカボチャ、1つでよかった…
過去の棚菓子飾りを確認したところ、ペポカボチャは1つだけでよかったようです。
まあ、こんな事もあります。
フキバッタ
バッタ科フキバッタ亜科のバッタ・フキバッタ。
バッタと言えば、種によっては50メートル以上も飛ぶ事ができる飛翔能力を持つ昆虫ですが、中には翅(はね)が退化してしまい飛べないバッタもおります。
それが、このフキバッタです。
フキバッタは地域分化が進んでいるため種の同定は難しいのですが、翅が退化して飛べないものの多くはフキバッタ類であることが多いそうです。
フキの葉を好んで食べることからこの名が付いたのですが、我が家の敷地内に生息するフキバッタは、フキではなくシソの葉の方がお好みのようで、私が近付いても逃げる様子は一向に見られませんでした。
柔らかい葉っぱであれば、フキでなくても構わないのでしょうか。
我が家の敷地内には零れ種から育ったシソがいくつもありますので、1本くらいフキバッタに差し上げても何の問題もありません。
それにしても、背中にちまっと付いている翅、とっても可愛いですね。
まとめ
今回は「夏野菜」についてご紹介しました。
ナスとオクラは収穫の終わりが見えないのですが…、凄い体力だね、君たち。