こんにちは、サシャです。
先日ハーブの苗を求めて「ハーブワールドAKITA」に行ってきました。
施設内ではたくさんの花々が見頃を迎えていましたが、今回はその中でも私の好きな紫色の花を中心にご紹介したいと思います。
ハーブワールドAKITAは四季折々の草花が揃っている施設で、様々なイベントやクラフト体験、地元の食材を使ったレストランを楽しむ事ができます。
詳細については以下の「ハーブワールドAKITA」のサイトをご覧ください。
コンフリー
ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草・コンフリー。
和名はヒレハリソウです。
コンフリーは非常に丈夫なハーブで、とても可愛らしい釣鐘状の花を付けます。
恥ずかしがり屋さんのようで、オダマキさんよりさらに俯き加減です。
以前は葉っぱを天ぷらにして食べていたようですが、現在は健康に影響があるとして摂取は避けるよう指導されております。
昔御馳走、今毒草。
…気になる。
矢車菊(ヤグルマギク)
キク科ヤグルマギク属の一年草・矢車菊。
もとは雑草でしたが園芸用に品種改良された生命力の強い植物です。
花びらの形は矢車に似ていて放射状に広がっており、生花としてもドライフラワーとしても楽しむ事ができます。
流通している園芸品種の多くは八重咲きですが、原種は一重咲きのとても美しい青い花です。
オオアラセイトウ
アブラナ科オオアラセイトウ属の一年草・オオアラセイトウ。
オオアラセイトウは中国原産の帰化植物です。
帰化植物は繁殖力が強いため敬遠されがちですが、オオアラセイトウは敬遠される事なく空き地などで群生している姿を見かけます。
青みがかった美しい紫色のおかげでしょうか、うまく人間社会に溶け込んだようです。
日々草(ニチニチソウ)
キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草・日々草。
本来は多年草ですが、耐寒性がないために日本では一年草として扱われるようです。
日々草の開花は5月から10月までと、夏の暑さにもめげる事なく半年近くも咲き続ける、とてもとても強い子です。
花は短命で3〜5日しか持ちませんが、毎日のように新しい花が咲き続けます。
目まぐるしい人生がお好みのようです。
スイートアリッサム
アブラナ科ニワナズナ属の一年草・スイートアリッサム。
グランドカバーや寄せ植えの引き立て役として人気があるスイートアリッサムは、小花がたくさん集まって咲き、もこもこと生い茂る姿がとても可憐なお花です。
本来は多年草ですが、高温多湿には弱いため、日本では一年草として扱われます。
最近では日本の夏にも耐えられる「スーパーアリッサム」なる品種も登場し、ほぼ周年お花を咲かせる事ができるようになりました。
そのせいでしょうか、引き立て役から主役の座を狙い始めたようです。
ストック
アブラナ科アラセイトウ属の一年草・ストック。
色や咲き方のバリエーションが豊富で、甘い香りが特徴のお花です。
スイートアリッサムと同様に本来は多年草ですが、高温多湿には弱いため、日本では一年草として扱われます。
ふわふわとした小さな花弁が集まった姿は大変ゴージャスではありますが、花壇用の矮性品種は草丈が低いため、若干頭でっかちに見えます。
首を痛めてしまわぬよう、ご自愛ください。
フレンチラベンダー
シソ科ラベンダー属の常緑低木・フレンチラベンダー。
花穂の先にウサギの耳のような苞葉(ほうよう)が出ていて、とても可愛らしい姿をしています。
ラベンダーの中では比較的暑さに強く夏越しがしやすいと言われておりますが、高温多湿は苦手ですので注意が必要です。
香りの強いイングリッシュラベンダーに比べると少々香りは弱いですが、ドライフラワーにする事もできます。
ネモフィラ
ムラサキ科ネモフィラ属の一年草・ネモフィラ。
青空のような美しい色の花を咲かせ、近年爆発的な人気を博しているネモフィラ。
一年草ではありますが、地植えをすればこぼれ種からよく育つようなので、試しに我が家の空き地にでも種をばら撒こうかと画策中。
実験実験♪
匍匐性もあるようなので、上手くいけばグランドカバーとなって空き地を覆ってくれる事でしょう。
ポピー
ケシ科ケシ属の一年草・ポピー。
ふわふわとした大きな花弁が華やかなポピーには一重咲きや八重咲きがあり、オレンジや黄色、赤、ピンク、白など、色とりどりの花を咲かせます。
毛の生えた蕾は初めは下を向いておりますが、徐々に上を向き、蕾の先端が2つに割れて花が咲きます。(上記画像参考)。
この蕾が、マリオシリーズに登場する「パックンフラワー」に見えるのは私だけでしょうか。
ところで、同じケシ科ケシ属のケシをネットで検索すると「違法」や「不正」など、何やら見てはいけないものを見てしまった気にさせられます。
お花に罪はないんですけどね…。
ミント
シソ科ハッカ属の多年草・ミント。
以前の記事でミントの驚異的な繁殖力のお話をしましたが、ここハーブワールドAKITAでもミントは鉢に植えられておりました。
ミントは違う品種でも簡単に交雑してしまいますので、一鉢に一種類が基本です。
番外編:ランチ
ハーブワールドAKITAには、ハーブを使ったお料理や各種ハーブティーを楽しめるレストランがあります。
気持ちの良い屋外で頂きたかったのですが、花粉が原因と思われるムズムズが止まらなかったため、この日は室内でのお食事となりました。
今回は「カツサンド」と「チキンサンド」をいただきました。
とてもボリュームがあり食べ応えがありました。
結構なボリュームですので、モスバーガーを食べるときのように取りこぼしのないよう色々と工夫して食べる必要があります。
チキンサンドはハーブが効いており、ハーブ好きにはたまらないとても良い香りがしました。
付け合わせのラタトゥイユ・卵焼き共々、とても美味しかったです。
ドリンクバーはでは約20種類のハーブティーを楽しむ事ができます。
私は「ローズヒップ・ハイビスカス・ローズ」がブレンドされたハーブティーを頂きました。
まとめ
今回は「ハーブワールドAKITA」で見頃を迎えていた花々についてご紹介しました。
ハーブワールドAKITAは四季折々の草花を楽しめる施設ですので、また訪れたいと思います。
購入したハーブの苗の植え付けについては、後日ご紹介したいと思います。