こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「実りの秋とツキノワグマ」についてのお話です。
前回同様、昨年の秋のお話になってしまいますが、備忘録がてら記したいと思います。
実りの秋を迎えても、喜んでばかりではいられなかった昨年の秋。
招かれざる客の来訪がありました。
クリ
ブナ科クリ属の落葉高木・クリ(栗)。
昨年の秋、私が住んでいる秋田県ではツキノワグマに襲われる被害が相次いでおりました。
我が家は田舎住まいとはいえ、これまでクマに遭遇したことはなかったのですが、ついにお隣さんの敷地内を闊歩する子グマを家族が目撃することとなりました。
どうやらクリを狙っていたようです。
我が家にもクリの木があるのですが。
困るんですけど!
とーっても困るんですけど!
カキ
カキノキ科カキノキ属の落葉小高木・カキノキ(柿の木)。
クマが狙っていたのはクリだけではなく、このカキの実も狙っていたようで、被害にあったご近所さんがチラホラ……、ひーっ!
我が家では渋抜きをしてそのまま食べる以外のカキは、干し柿にします。
その際、カキの甘い香りに誘われて寄ってくる虫対策としてネットを被せているのですが、虫のみならず、クマも寄ってくるのではないかとドキドキの毎日を送っておりました。
幸いにも、我が家の干し柿はとても高い所に吊るしていたおかげで難を逃れることができたのですが、少し低い所に吊るしていたご近所さんの干し柿は、残念ながら被害に遭ってしまいました。
やっぱり狙っているのね。
ダイコン
アブラナ科ダイコン属の野菜・ダイコン(大根)。
ダイコンは太陽の光をたっぷりと浴びることで、甘みと栄養価が増し増しになるとのこと。
我が家では干し柿よりは低い位置にダイコンを吊るして干し大根を作っていたのですが、クマは興味を示さなかったようです。
ナツメ
クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木・ナツメ(棗)。
収穫時期になると、毎年のように相次ぐ強風と雨にあえなく撃沈してしまう我が家のナツメ。
この落ちてしまった大量のナツメを狙ってクマがやって来るのではないかとビクビクしていたのですが、クマが姿を現すことはありませんでした。
ふーっ、良かった良かった。
マイタケ
トンビマイタケ科マイタケ属のキノコ・マイタケ(舞茸)。
我が家では、桜の木の下にてマイタケを育てることがあるのですが、昨秋は特に育てているつもりはなかったのにもかかわらず、立派に成長しておりました。
ちょっと得した気分です。
煮てよし!焼いてよし!揚げてもよし!のマイタケを、今回も炊き込みご飯にして頂きました。
雑食のツキノワグマはヒグマよりは植物食に依存しているようですので、その内このマイタケも狙いに来るかも、あるいはすでに、「食べたいもの一覧」に入っているかも。
雑木林に潜むクマ
我が家の敷地は用水路が境界線となっている箇所があり、その用水路の反対側のお隣さんの敷地内には雑木林が広がっております。
このような鬱蒼とした場所に潜むんですよね、クマって。
この敷地内を闊歩する子グマを目撃した家族曰く
「ちょっと可愛かった」
はぁ?
何言ってるの!?クマだよ、クマ、しかも子グマ!
子グマ = 近くに親グマ!!!
一番遭遇してはならない状況だよ!
昨年の秋、私が住んでいる地域で様々な被害をもたらしたクマは、この親子かも。
まとめ
今回は「実りの秋とツキノワグマ」についてご紹介しました。
秋田県内では冬の間もクマの目撃情報が相次いであり、中には運送会社の倉庫に四日間も居座ったクマもおりました。
クマによる被害の予防策としては、身近にある餌の処分や伐採などがあげられるため、クリやカキの木を伐採したご近所さんもおります。
のどかで平和な田舎暮らしも、これまでか???