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晩夏の花々 – ギボウシ・ヤブカンゾウ・ダリア・グラジオラス・ミソハギ・アスター・トルコギキョウ

写真:ギボウシ

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「晩夏の花々」についてのお話です。

目次

ギボウシ

写真:ギボウシ

キジカクシ科ギボウシ属の多年草(山野草)・ギボウシ

毎年のように雨に狙い撃ちされてしまうギボウシですが、今年も茎が倒れてしまっても、めげることなく先端まできっちりとお花を咲かせ、夏の庭を涼やかに彩ってくれました。

ハハはこのギボウシのお引越しを検討しているのですが、結構な大きさに成長しますので、引越し場所は限られそうです。

日陰向きの植物として最も適している植物の一つでもありますので、今の場所で良いとは思うのですが、果たしてどうなることやら。

ヤブカンゾウ

写真:ヤブカンゾウ

ツルボラン科ワスレグサ属の多年草・ヤブカンゾウ(薮萱草)

英名のDaylily(デイリリー)からも分かるように、ヤブカンゾウは以前はユリ科に分類されておりましたが、DNA解析を元に、現在ではススキノ科(APGⅢ)を経てツルボラン科(APGⅣ)に分類されております。

我が家のヤブカンゾウは柿の木の影に隠れてしまっておりますので、気付けば咲いている!というのが常なのですが、地下茎でどんどん横に広がっていくため、知らぬ間に結構な数となっておりました。

ギボウシが庭を涼やかに彩るのに対して、ヤブカンゾウは庭を鮮やかに彩るお花となっております。

ダリア

写真:ダリア

キク科ダリア属の多年草・ダリア

昨年は長引く雨によって球根が腐ってしまった我が家のダリアですが、今年は昨年程の被害は受けておりません。

今年もそれなりに雨は降ったのですが、ダリアをはじめとする花々を育てるために作った畝を高めに整えたおかげか、水による被害はほとんどありませんでした。

春先に畝を整えた際は「やり過ぎたかな」と思ったのですが、功を奏したようで何よりです。

頑張って高めに整えた甲斐がありました。

写真:ダリア

ところで私が住んでいる秋田県には、ダリア育種家として世界的に著名な鷲澤幸治さん(前園長)が、ダリアの魅力を多くの方に伝えたいという思いのもとに開園した秋田国際ダリア園があり、世界各国から集めた700種7000株7万本もの色鮮やかなダリアが、1.2ヘクタールの敷地に咲き誇っております。

今年も今月の13日から開園しておりますので、ご興味のある方は是非訪れてみてください。

きっとお気に入りの品種が見つかるはずです。

写真:8月上旬の秋田国際ダリア園
8月上旬の秋田国際ダリア園の様子

グラジオラス

写真:グラジオラス

アヤメ科グラジオラス属の多年草・グラジオラス

グラジオラスには秋に球根を植える春咲きと、春に球根を植える夏咲きがあるのですが、我が家のグラジオラスは夏咲きです。

我が家ではグラジオラスのように切り花となるお花を、お盆用の仏花・墓花として何種類か育てているのですが、昨年、一昨年は、早過ぎる生長のために、ほとんどのお花はお盆前には咲き終わってしまいました。

今年も早めに生長しておりましたのでお盆時の利用は半ば諦めていたのですが、7月下旬の気温がそれほど高くなかったおかげか、昨年よりは仏花・墓花として利用できるものが多くありました。

ミソハギ

写真:ミソハギ

ミソハギ科ミソハギ属の多年草・ミソハギ

毎年初夏になると、何もせずとも芽を出してくれるミソハギですが、一昨年は土をかき回し過ぎたせいか芽が出ず。

焦っていたところ、かろうじて1本だけ芽を出してくれた個体がおり、その個体の頑張りによって2年経った今年は複数本の生長が見られました。

放っておいても生長してくれるお花とは言え、油断は禁物です。

アスター

写真:ピンク色と白色のアスター

キク科エゾギク属の1年草・アスター

グラジオラス共々お盆用の仏花・墓花として育てていたアスターですが、今年もあれよあれよという間に生長してしまい、お盆時に利用できたお花は僅かでした。

写真:紫色のアスター

グラジオラスは我が家で球根を植え付けるので、開花時期を逆算してある程度は調整できるのですが、苗を購入しなければならないアスターの植え付け時期はとても難しく、毎年悩みの種となっております。

開花時期を遅くするには苗を遅めに購入するのが良いのですが、そうすると既に売り切れとなっている場合が多いため、結局早めの購入となってしまいます。

買ったからには早々に植え付けなければ、苗が元気を無くしてしまいます。

……難しい。

トルコギキョウ

写真:トルコギキョウ

リンドウ科ユーストマ属の1年草・トルコギキョウ

我が家ではこれまでトルコギキョウの事をトルコキキョウと呼んでおりましたが、大手種苗会社や有名な花き市場などではトルコギキョウの名で呼ばれておりますので、昨年から我が家での呼び名もトルコギキョウとしました。

今のところ、言えております。

グラジオラスやアスター共々、お盆用の仏花・墓花とすべく今年も様々な種類の苗を購入したのですが、やはり少し早めの生長となってしまいました。

それでも昨年、一昨年に比べれば利用できるお花は多くありました。

現在、真っ白の個体が開花の最盛期を迎えております。

クレマチス

写真:クレマチス

キンポウゲ科センニンソウ属のつる性多年草・クレマチス

クレマチスは花後も楽しめるお花でございます。

下記画像にてふわふわしている綿毛のようなものは、萼(がく=クレマチスには花弁がなく、花弁にみえるものは萼)が落ちた後の蘂(しべ)で、太陽光によってキラキラと煌めきます。

写真:花後のクレマチス

蘂(しべ)はさらに日が進むと、全体が丸まっていきます。

ウメ

写真:梅の実

バラ科サクラ属の落葉高木・ウメ(梅)

我が家のウメはお花を鑑賞するための木ですので実を付けることはあまりないのですが、今年は3つ程生っておりました。

イチイ

写真:イチイの実

イチイ科イチイ属の常緑高木・イチイ

イチイは東北地方ではオンコと呼ばれており、我が家でもオンコと呼んでおります。

今年も真っ赤に熟した果実をたくさん付けた我が家のイチイですが、イチイはこの真っ赤に熟した実以外は全部毒でございます。

特に果実の中央にある種はとても毒性が強く、誤って食べてしまい死亡した例もあります。

見かけても、見てるだけ〜、が宜しいかと。

まとめ

今回は「晩夏の花々」についてご紹介しました。

先日、お花の写真を撮りに敷地内を散策していたところ、私の大大大大大嫌いなヤツに遭遇してしまいました。

サシャ

うわぁぁぁぁ!

近くに居たハハは私の悲鳴を聞いて、なんだか喜んでいるようでした。

ハハ

ふふふっ♪

今にバチが当たると思います。

写真:ギボウシ

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