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夏の花々 – ムシトリナデシコ・カンパニュラ・ヒペリカム・ヒルザキツキミソウ・カラー・クリ

写真:ムシトリナデシコとナミアゲハ

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「夏の花々」についてのお話です。

目次

ムシトリナデシコ

写真:ムシトリナデシコ

ナデシコ科マンテマ属の越年草・ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコの繁殖力は雑草並で、我が家では数年前まではポイポイと引っこ抜かれる存在だったのですが、今では仏花として重宝されるまでに出世いたしました。

高さが60cm近くまで伸びますので、深さのある花瓶との相性が良いのです。

雑草には手厳しい我が家の面々ですが、使えると分かると180度態度が変わります。

ほほっ。

カンパニュラ

写真:カンパニュラ

キキョウ科ホタルブクロ属の多年草・カンパニュラ

カンパニュラは多年草のものがほとんどですが、一、二年草のものもあります。

こちらのカンパニュラは初夏に知人に頂いたもので、カンパニュラの仲間では最も一般的な栽培種であるメディウムだと思います。

メディウムの和名はフウリンソウ、園芸上はツリガネソウと呼ばれることが多いです。

本来は草丈2メートル程にもなるメディウムですが、頂いたものは矮性種のようで草丈は40cm程になります。

ちなみに、カンパニュラという名前は主として地中海沿岸地方に原産するキキョウ科ホタルブクロ属の植物から改良された観賞用植物の総称です。

ナデシコばりにややこしい呼び方です。

ヒペリカム

写真:ヒペリカム

オトギリソウ科オトギリソウ属の常緑低木・ヒペリカム

ヒペリカムは夏の直射日光や乾燥で葉焼けをおこす場合がありますが、我が家のヒペリカムはナツメの木の下の半日陰という好条件の下におります。

そのおかげか、毎年青々とした葉っぱと眩いお花を咲かせてくれております。

ヒルザキツキミソウ

写真:ヒルザキツキミソウ

アカバナ科マツヨイグサ属の多年草・ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)

我が家の花壇にて、そこそこの勢力を保っていたヒルザキツキミソウですが、後からやってきたラナンキュラス・ゴールドコインの勢い押され、徐々に花壇の隅に追いやられてしまいました。

これではいかん!ということで、ラナンキュラス・ゴールドコインにはこの花壇から退場して頂きました。

これで、復活してくれることを願っております。

カラー

写真:カラー

サトイモ科オランダカイウ属の多年草・カラー

カラーは、シュッとしたシンプルなフォルムが大変美しいお花です。

そんな美しいお花に紛れて、別のお花が一緒に成長しておりました。

芽が出た時は分からなかったのですが、よーく見ると右側の茎の形が微妙に違う…。

写真:カラーとグラジオラスの茎
サシャ

この子は誰?

ハハ

グラジオラスよ♪

どうやら、グラジオラスの球根も一緒に植えてしまっていたようです。

昨年、カラーとグラジオラスの球根を同じ箱に保存した時から怪しいとは思っていたので、案の定と言えば案の定です。

キリンソウ

写真:キリンソウ

ベンケイソウ科キリンソウ属の多年草・キリンソウ(麒麟草)

我が家のキリンソウは栽培が容易な一般的なキリンソウですので、基本的には降雨まかせで、あとはほったらかしでございます。

キリンソウが育っている花壇の草花の密集具合は春から秋にかけて常に100%に近いのですが、どの草花も負けることなく毎年お花を咲かせてくれております。

競合他社の必要性をひしと感じる、今日この頃です。

クリ

写真:クリの花

ブナ科クリ属の落葉高木・クリ(栗)

栗は雌雄同株ですので、雄花と雌花が同じ木に混在しております。

クリのお花には雄花だけからなる雄花穂(ゆうかすい)と、雄花と雌花のつく帯雌花穂(たいしかすい)があります。 

花穂とは、穂のような形が群がって咲く花のことです。

写真:クリの花(雄花穂と帯雌花穂)

帯雌花穂にあるたくさん並んだ雄花の基部に雌花が1〜数個付き、雌花が受粉してクリの実になります。

マツバボタン

写真:成長中のマツバボタン

スベリヒユ科スベリヒユ属の多年草・マツバボタン(松葉牡丹)

マツバボタンは葉っぱが多肉であることから高温と乾燥に非常に強く、放置しておいても零れ種で増えていくとても丈夫な植物です。

春先に、いつのものか分からないマツバボタンの種をハハが試しに花壇の隅にばら撒いてみたところ、見事に芽吹きました。

長年放置されていたにもかかわらず芽吹くなんて、マツバボタンって律儀なんですね。

この後、どこかしらに移植予定です。

まとめ

今回は「夏の花々」についてご紹介しました。

天気予報によると、私が住んでいる地域は明日からしばらく雨模様となるようです。

これから咲く予定のお花がまだまだありますので、よろしければ控えめにお願いいたします。

写真:ムシトリナデシコとナミアゲハ

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