こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「初秋の花々」についてのお話です。
少し時期がずれてしまいましたが、前回に引き続き備忘録がてら記したいと思います。
マユハケオモト
ヒガンバナ科マユハケオモト属の常緑多年草・マユハケオモト(眉刷毛万年青)。
マユハケオモトはハエマンサス属を代表する品種であることから、ハエマンサスの名で呼ばれることもあります。
ご覧のように、マユハケオモトの生長の仕方には個体差があって、真っすぐに伸びる個体もあれば、傾いてしまう個体もあります。
真横に生長してしまう場合もあるようですので、我が家のマユハケオモトは大人しい方かもしれません。
オーニソガラム
キジカクシ科オオアマナ属の多年草・オーニソガラム。
オーニソガラムは下から上へと順番に星形のお花を咲かせる植物で、我が家では昨年から夏咲き品種のソンデルシーを育て始めました。
ソンデルシーは半耐寒性の南アフリカ原産の品種ですので、寒冷地である我が家では鉢植えにて育て、冬前には球根を掘り上げます。
鉢植えの場合は花付きが良くなる必要がなければ球根の掘り上げは行わなくても構わないのですが、我が家では球根植物は基本的には掘り上げるようにしております。
球根は「もみがら」に入れて保管するのですが、今春、球根を植えようと「もみがら」から球根を引っ張り出したところ…
ドボドボドボッと、親球から子球がどっさり現れました。
あら?
えっ?何これ!?
オーニソガラムを育て始めた我が家では、もともとの球根(親球)に小さな球根(子球)がたくさん付くとは知らずにおりました。
サクッと掘り上げた親球が子球を包み込んでいたため、漏れなく掘り上げることができたのですが、本来であれば、土中に子球が残らないように慎重に掘り上げなければならないようです。
なんとも運の良いことよ。
ホオズキ
ナス科ホオズキ属の多年草・ホオズキ。
昨年は猛暑の影響か、ほとんどが朱色をすっ飛ばして腐ってしまったか、虫ホウズキ状態となってしまった我が家のホオズキですが、今年は色鮮やかな個体が多くできました。
増えすぎて他の植物の生長の妨げとなっておりましたので、相当数引き抜いたのですが、数は減っても鮮やかな朱色のおかげで、それなりの存在感を示しております。
コスモス
キク科コスモス属の一年草・コスモス。
我が家ではコスモスの背の高さを生かして、一昨年からハーブ類の西日対策にとハーブ類の西側で育てております。
敷地内のそこかしこで芽吹いたコスモスの中から丈夫そうな個体を選んで移植するのですが、ケイトウと違って根の性質がそれほど真っすぐではありませんので、ある程度育ってから移植をしてもスクスクと生長します。
今年も2メートル位まで生長したのですが、毎年倒れるのを防ぐのに一苦労しております。
シュウカイドウ
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草・シュウカイドウ(秋海棠)。
昨年はあまりの暑さに、お花が咲いてもすぐに枯れてしまった個体もあったのですが、今年はどの個体も長く咲いていたように思えます。
シュウカイドウは湿り気のある場所ではよく育ちますので、我が家でも半日陰となる桜の木の下にて育っております。
桜の木の下では、桜の葉っぱが生成するクマリンという毒の影響により植物の成長が阻害されるのですが、シュウカイドウにはその影響が見られません。
鍛えられたかな?
宿根ヒマワリ
キク科ヒマワリ属の一年草・ヒマワリ(向日葵)。
通常ヒマワリと言えば春まきの一年草ですが、ヒマワリには毎年お花を咲かせる宿根草タイプもあり、我が家ではレモンクイーンという品種を育てております。
昨年、お隣のヘレニウムに覆い被さるほどの生長を遂げてしまいましたので、春先に他の植物の迷惑にならない場所にお引っ越しをしました。
なお、レモンクイーンの開花期間は長めで、我が家では7月下旬頃から2か月にわたって咲き続けました。
ヘレニウム
キク科へレニウム属の多年草・ヘレニウム。
我が家のヘレニウムは団子菊(ダンゴギク)の和名が付けられているオータムナーレ種で、その名の通りお盆を過ぎたあたりから咲き始めます。
昨年、隣で育っていた宿根ヒマワリに押し潰される形となってしまった我が家のヘレニウム。
今年は宿根ヒマワリとは離れたため順調に生長できたのですが、長引く雨によって横倒しとなってしまいました。
ヘレニウムに限らず、今年は「開花までは順調に生長できても、開花頃に雨に打たれて倒れてしまう」という悲しいパターンが度々起きてしまいました。
なんとも運の悪いことよ。
まとめ
今回は「初秋の花々」についてご紹介しました。
ところで、ドボドボドボッと現れたオーニソガラムの子球を地植えしてみたのですが、芽は出たものの、それ以上の生長はありませんでした。
運もここまでだったようです。