こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「秋の花々」についてのお話です。
オーニソガラム
キジカクシ科オオアマナ属の多年草・オーニソガラム。
オーニソガラムの和名はオオアマナ(大甘菜)と言い、下から上へと順番に星形のお花を咲かせますので、一本のお花で比較的長く楽しむことができます。
居間の片隅にて、何やら見慣れぬ植物が育っているなと思っていたのですが、今年の春にハハが夏咲き品種のソンデルシーの球根を購入し、こっそりと育てていたようです。
オーニソガラムには耐寒性のある中東・ヨーロッパ原産のものと、半耐寒性の南アフリカ原産の品種があるのですが、ソンデルシーは南アフリカ原産ですので、寒冷地である我が家では室内の鉢にて育てております。
茎ばかりがニョキニョキと育っていき、お花は一体いつ咲くのかと気を揉んでおりましたが、最終的には茎が1メートル程に成長した後、可愛らしいお花を咲かせてくれました。
マユハケオモト
ヒガンバナ科マユハケオモト属の常緑多年草・マユハケオモト(眉刷毛万年青)。
オモト(万年青)と呼ばれる植物に似た葉っぱをつけるため名前にオモトと付いておりますが、オモト(キジカクシ科オモト属)とは違う種類の植物です。
ハエマンサス属を代表する品種であることから、ハエマンサスの名で呼ばれることもあります。
マユハケオモトの原産地は南アフリカから熱帯アフリカで、冬生育タイプ(夏期休眠性)と夏生育タイプ(冬季休眠性)の2つに大きく分かれます。
我が家のマユハケオモトは葉が分厚く夏に葉をつけたまま休眠する冬生育タイプで、9〜11月に太くて長い花径が伸びて、眉刷毛のようなるふわふわとしたお花を咲かせます。
気温の低くなる時期に開花しますので長く咲いてくれるお花なのですが、今夏はとても暑い日々が続いておりましたので、十分な休眠がとれていたかどうか、ちょっと心配です。
ケイトウ
ヒユ科ケイトウ属の一年草・ケイトウ(鶏頭)。
上記のケイトウは我が家の裏庭に今年突如として現れたものなのですが、おそらく種が風に運ばれてやって来たものと思われます。
このように風や鳥によって運ばれてきた植物の種が、我が家の敷地内にていつの間にか育っていることが度々あります。
外来種の場合は速攻で始末したいのですが、葉っぱを見て植物の種類を判断できるほどの知識はありませんので、開花まで辛抱強く待つ必要があります。
クレマチス
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性多年草・クレマチス。
我が家では1年に1回開花する一季咲きのクレマチスと、長期に渡ってお花が次々と咲いたり、剪定すると繰り返し咲く四季咲きのクレマチスを育てているのですが、最近になってこの夏の猛暑を乗り切ってくれた四季咲きのクレマチスが再び咲いてくれるようになりました。
盛夏には蔓がクタって生命力が感じられなかったのですが、猛暑が過ぎ去るや否や青々とした葉っぱを茂らせて何事もなかったかのようにお花を咲かせはじめました。
四季咲きのプライドを垣間見た気がします。
ホオズキ
ナス科ホオズキ属の多年草・ホオズキ。
例年であればこの時期は、鮮やかな朱色のホオズキをたくさん目にすることができるのですが、今年は猛暑だったせいか、ほとんどが朱色をすっ飛ばして腐ってしまったか、虫ホウズキ状態となっておりました。
これから色付く個体もありますのでそれに期待したいところではありますが、果たしてどうかな?
ツルバギア
ヒガンバナ科ツルバギア属の多年草・ツルバギア。
6月下旬頃から咲きはじめた我が家のツルバギアですが、9月に入っても新たな個体が花を咲かせております。
この夏の猛暑に耐えきれず戦線離脱してしまった植物が多い中、ツルバギアは見た目通りの涼しい顔で難なくやり過ごしたようです。
アフリカ原産の植物の底力、恐るべし。
メランポジウム
キク科メランポジウム属の一年草・メランポジウム。
ツルバギアと同様に、7月上旬頃から賑やかに咲き続けているメランポジウムですが、暑くなればなるほど大きく育ちますので、猛暑であった今夏、その勢いはとどまる所を知りませんでした。
最近は気温もグッと下がってきましたので、そろそろ落ち着いてくる、はずです。
まとめ
今回は「秋の花々」についてご紹介しました。
前回、これから咲く予定の花々から生気が感じられないとお伝えしましたが、やはりいくつかのお花は戦線離脱してしまいました。
残念無念でございます。