こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「晩夏・初秋の花々」についてのお話です。
暑さのせいで全体的に例年より生長が2週間程早い我が家の植物ですが、好天に次ぐ好天に生長速度は収まりそうになく、どうやら今年はこのままのペースで最後まで駆け抜けそうです。
ハツユキソウ
トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草・ハツユキソウ(初雪草)。
ハツユキソウは緑色の葉っぱが徐々に白く変化していく、真夏の庭に涼しげな彩りを添えてくれるお花です。
ハツユキソウが属するトウダイグサ属の植物は、茎や葉の切り口から白い乳液を出すのですが、これには毒が含まれており肌に付着するとかぶれる場合があります。
今朝、切り花とすべく庭からハツユキソウを切り取ってきたハハは
毒があるのよ、ふふっ♪
と、緊張感なくその事を私に伝えてきました。
何だか色々とあやしい…。
ヒオウギ
アヤメ科アヤメ属の多年草・ヒオウギ(檜扇)。
例年に比べて短期間の内に咲いて終わった今年のヒオウギには、すでに袋状の大きなさやがいくつも出来上がっております。
晩秋にできる黒々とした種を我が家では花材として利用しておりますので、出来上がりが楽しみです。
ケイトウ
ヒユ科ケイトウ属の一年草・ケイトウ(鶏頭)。
ケイトウはその名の通り、ニワトリの鶏冠(とさか)に似た花を咲かせます。
他の花々が猛暑で挫けそうになっているなか、ひとりピンピンとしております。
恐るべし、熱帯産まれの植物の生命力。
ハゲイトウ
ヒユ科ヒユ属の一年草・ハゲイトウ(葉鶏頭)。
ケイトウはケイトウでも、ハゲイトウは上記のケイトウとは属が違い、こちらは強烈な色彩の葉っぱを楽しむ植物です。
今年も個体によっては2m近くまで成長したハゲイトウですが、芽吹きたての頃は他の植物同様、こんなにも小さいのです(下記画像参照)。
ここから一気に生長していくのですが、ケイトウやハゲイトウが芽吹くのは、私が住んでいる地域では毎年5月中旬以降で、それまでは何の音沙汰もありません。
芽が出てきても小さな芽を雑草と間違えて抜いてしまわぬよう、ある程度育ってからお花か雑草かの見極めを行うようにしております。
せっかく芽吹いたお花の芽を、過去に何度か雑草と間違えて抜いてしまったことがありますので、慎重に慎重を重ねております。
ヘレニウム
キク科へレニウム属の多年草・ヘレニウム。
ヘレニウムには多くの品種があるのですが、代表的な品種は団子菊(ダンゴギク)の和名が付けれれているオータムナーレ種で、その名の通りお盆を過ぎた辺りから咲き始めます。
コロンとしたフォルムが大変可愛らしい、私のお気に入りのお花でございます。
以前は柿の木の下にてヌクヌクと育っていたのですが、昨年桜の木の下とその周辺にお引っ越しを致しました。
柿の木の下にて育っていた時よりも太陽を多く浴びるようになったためか、以前よりも草丈が伸びたのですが、今年はヘレニウムよりも背の高い宿根ヒマワリがお隣に来てしまったがために、以下のように押し潰される形となってしまいました。
春先に宿根ヒマワリの苗を頂いた時はどのように育つのか分かっておらず、とりあえずヘレニウムの隣が空いていたためそこに植えたのですが、まさかこんなに大きく育つなんて…。
ごめんよ、ヘレニウムさん。
ということで、どちらかを引っ越しさせようと思っております。
シュウカイドウ
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草・シュウカイドウ(秋海棠)。
お花の種類が少なくなり敷地内がさみしくなってくる初秋は、シュウカイドウの鮮やかな緑色の葉っぱが敷地内を明るく彩ってくれるのですが、今年はあまりの暑さに場所によってはお花が咲いて間も無く枯れてしまいました。
こんな事、初めてです。
宿根草は時期がきたら枯れはするのですが、今年は枯れるべき時期を待たずして枯れてしまったお花がチラホラ。
地上部は枯れても根っこが生きていれば大丈夫なのですが、この夏の暑さを耐え抜いたかどうかは来春を待たねばなりません。
コスモス
キク科コスモス属の一年草・コスモス。
コスモスは放っておくとどこまでも数を増やしますので、いくら田舎で土地があるからと言っても散見している姿は美しいものではありませんので、一箇所にまとめて育てております。
草丈が高いお花ですので、昨年からハーブ類の西日対策にとハーブ類の西側に配置しているのですが、なかなか良き働きをしてくれております。
まとめ
今回は「晩夏・初秋の花々」についてご紹介しました。
この暑さを乗り切る事に全精力をつぎ込んでしまったかのようで、これから咲く予定の花々から生気が感じられません。
果たしてお花は咲いてくれるのでしょうか…。