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晩夏・初秋の花々 – アルストロメリア・ヘレニウム・シュウカイドウ・ヤーコン・ヒマワリ

写真:ヘレニウム

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「晩夏・初秋の花々」についてのお話です。

目次

アルストロメリア

写真:アルストロメリア

ユリズイセン科ユリズイセン属の多年草・アルストロメリア

アルストロメリアは南米にたくさんの野生種が分布しており、原産地とその花姿からインカのユリとも呼ばれています。

花弁に独特の縞模様や斑点模様が入り、花色も色鮮やかなものから淡いものまである、異国情緒溢れるお花です。

私が住んでいる地域のアルストロメリアの本来の開花時期は初夏なのですが、今年は日当たりがあまり良くなかったようで、お盆過ぎの開花となってしまいました…。

大嫌いな夏場の高温多湿時に咲いてくれたアルストロメリアの頑張りに報いるためにも、良き場所へ引っ越さねば。

ヘレニウム

写真:オレンジ色のヘレニウム

キク科へレニウム属の多年草・ヘレニウム

ヘレニウムは鮮やかな色彩と花芯が盛り上げる独特の姿勢が魅力的なお花で、北アメリカに40種程分布しており、多くの改良品種が行われております。

代表的な品種は団子菊(ダンゴギク)の和名が付けれれているオータムナーレ種で、その名の通り8〜10月に咲きます。

我が家の団子菊もお盆過ぎ頃から咲きはじめました。

写真:黄色いヘレニウム

今年の夏は天候不順な日が多く、場所によっては雨に打たれて倒れてしまったのですが、可愛いまん丸のお花はきちんと咲かせておりました。

倒れてもお花を咲かせる根性、見習いたいものです。

シュウカイドウ

写真:シュウカイドウ

シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草・シュウカイドウ(秋海棠)

晩夏から秋にかけて、我が家の敷地内のあちらこちらで咲くシュウカイドウ。

お花はピンク色のクリオネに見えるような見えないような…。

左右非対称の、ちょっと歪んだハート形の葉っぱも印象的です。

晩夏ともなるとお花の種類が少なくなり敷地内がさみしくなってくるのですが、そんな時はこのシュウカイドウの鮮やかな緑色の葉っぱが大活躍です。

ヤーコン

写真:ヤーコンの花

キク科スマランサス属の野菜・ヤーコン

ヤーコンは南米のアンデスが原産の根菜で、草丈は1〜2メートルにもなります。

春先に苗を植えた他の野菜のお花は次々と開花していったのですが、ヤーコンのお花は待てど暮らせどなかなか咲かず…。

お盆過ぎにやっと向日葵のような濃い黄色のお花を咲かせてくれました。

花の大きさは直径4cm程しかありませんが、鮮やかな色をしておりますので簡単に見つけることができます。

お花は咲きましたがヤーコンを収穫できるのはまだまだ先の11月の初霜の頃です。

ヒマワリ

写真:ヒマワリ(品種名:東北八重)

キク科ヒマワリ属の一年草・ヒマワリ(向日葵)

我が家では花心まで花弁の黄色で埋まるヒマワリが、毎年勝手に零れ種から育ってくれていたのですが、春先にミソハギと共に桜の木の下にお引っ越した際に、土をかき回し過ぎたせいか芽が出ず…

これはミソハギと同様にしでかしてしまったと思っていたのですが、先日ひっそりと咲いているのを発見しました。

ヒマワリさん、ミソハギさんと同様に我が家を見捨てずにいてくれて、ありがとう・ᴗ・

その他

ヒペリカム

写真:狂い咲きしたヒペリカム

初夏に宝石のごとき眩い光りを放って咲いていたヒペリカム

この1か月の晴れたり雨が降ったり、寒暖の差があったりのお天気に翻弄されたようで、狂い咲きをしてしまいました。

色物が少なくなってきた花壇に、ちょっとした彩りを与えてくれております。

クレマチス

写真:四季咲きのクレマチス

同じく初夏に鮮やかな赤紫色のお花を咲かせていたクレマチス

こちらのクレマチスは四季咲き性でして、ちょっとお休みした後、再びたくさんの蕾をポッポポッポと付け始めてくれました。

マツバボタン

写真:マツバボタン

スベリヒユ科スベリヒユ属の多年草・マツバボタン(松葉牡丹)

マツバボタンは葉っぱが多肉であることから高温と乾燥に非常に強く、放置しておいても零れ種で増えていくとても丈夫な植物です。

ゆえに我が家では、シラユキゲシと同様にほぼ雑草扱いとなっております。

あればあったで、なければないで、です。

ヤブキリ?ウマオイ?

写真:葉鶏頭にしがみつくキリギリス

燦々と煌く葉鶏頭の葉っぱの付け根に腰をおろしていたこちらの昆虫。

私は昆虫に詳しくないのですが、おそらく藪に住むキリギリスの仲間・ヤブキリではないかと。

カモフラージュとは真逆の色に佇むとは、なんと大胆不敵なことでしょう。

それもそのはず、ヤブキリは脱皮を重ねるごとに肉食性が強くなり、成虫になるとバッタやカマキリ、蝶やセミなど、何でも食べる悪食の昆虫。

あの草原の暗殺者・カマキリをも捕食するヤブキリに、誰も好き好んで近寄ったりはしませんよね。

寓話の中では蟻に物乞いをしているキリギリスですが、ヤブキリに限っては飢えと無縁と思われます。

ここまで話しておきながら、ウマオイにも見える…、どっち!?

まとめ

今回は「晩夏・初秋の花々」についてご紹介しました。

春先や初夏に比べれば晩夏・初秋の花々の種類は豊富ではありませんが、開花期間が長めのものが多いため、それほど花壇がさみしくなることはありません。

先月は無茶苦茶なお天気でしたのに、みなさまくじける事なく咲き続けてくれて、嬉しい限りでございます。

写真:ヘレニウム

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