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雪に埋めれば甘みが増し増し!雪中キャベツ

写真:雪中キャベツ

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「雪中(せっちゅう)キャベツ」についてのお話です。

目次

雪中キャベツとは

写真:姿を現した雪中キャベツ
姿を現した雪中キャベツ

我が家のような雪国は冬は辺り一面銀世界となりますので、畑で野菜を育てることはできません。

しかし、雪の中に晩秋に収穫した野菜を保管することで、野菜を育てられない冬でも野菜を食べることができます。

このように雪の中で保管されたキャベツを雪中キャベツと呼びます

雪中キャベツはとても甘いのですが、これは野菜が雪の下で寒さから身を守るために、野菜に含まれているデンプンを糖分に変えて糖分が増すことによります。

雪中キャベツは他にも、雪の下キャベツ雪下キャベツ越冬キャベツなど地域によって様々な呼び方があります。

我が家での呼び方は…

サシャ

雪中キャベツの我が家での呼び方は何?

ハハ

普通のキャベツ♪

サシャ

雪中だよ!なぜ普通なの!?

ハハ

雪中でも、普通のキャベツ♪

サシャ

どういうことよ…

おそらく「雪の中に入っていようがいまいが、キャベツはキャベツ!」と言いたいのだと思います。

我が家では冬のキャベツは全て雪中キャベツになりますので、わざわざ「雪中」とうたう必要はないといったところでしょう。

ちなみに、晩秋に収穫されるキャベツを畑に根を付けたまま越冬させ、年が明けたら雪の中から掘り出す方法もあるのですが、我が家では全て晩秋に収穫し、土の中に埋めてそのまま雪が降り積もるのを待ちます。

そして、雪がある程度降り積もったら、畑の土の中から自宅横の雪の中に移動します。

根を付けたまま雪の下で栽培したキャベツの方が、収穫したキャベツに比べて糖度も食味も優れているようなのですが、降り積もった雪をかき分けての収穫はとても骨が折れる仕事ですので、我が家は晩秋に収穫することにしております。

雪中キャベツを使った料理

今年は積雪量も例年に比べて少なめで、かつ、先月下旬に大雨が降ったために雪中キャベツが剥き出しになってしまう事がありました(上記画像参考)。

慌てて雪を被せたのですが、今月に入ってから暖かい日が続いているため、雪中キャベツを食べ終わる前に雪の寿命が尽きるかも…。

これではいかん!

ということで、今月を雪中キャベツ消費月間と命名し、キャベツ三昧の日々を送っております。

写真:ざく切りキャベツのてんこ盛り

お好み焼き

写真:お好み焼き

キャベツを大量消費する料理の代表格・お好み焼き

収穫したての時に作ったお好み焼きも美味しかったのですが、雪の中で甘みが増した雪中キャベツのお好み焼きは、その上をいく美味しさです!

マヨネーズの3つ穴キャップを上手に使いこなすことができず、残念な見た目にはなってしまいましたが、味が良ければ全て良し!

ポトフ

写真:雪中キャベツのポトフ

雪中キャベツに限らず、野菜を大量消費する料理といえばポトフでしょう。

今回はフライパンで焼き目を付けた雪中キャベツの他、同じく我が家の畑で収穫したジャガイモ、タマネギ、ニンジンを使用しました。

野菜の甘みがスープに溶け込んで、とても優しい味に仕上がっております。

サラダ

写真:キャベツのサラダ

ポトフと同じく、野菜の大量消費といえば千切りサラダ(雪中キャベツ、タマネギ、ニンジン)は外せません。

この冬の間に一体何種類の千切りサラダを作ったことか…。

スライサーにて野菜を切る日々が冬中続いておりましたが、美肌のための栄養素がたっぷり詰まった野菜達のスライスは、苦でも何でもありません。

ただ黙々とスライスするのみにございます。

ふふっ。

ホットサンド

写真:雪中キャベツを使ったホットサンド

こちらは大量消費とまではいきませんが、そこそこの量のキャベツが食べられるホットサンド

フライパンなどで火を通してしなっとさせれば、ギュギュッと詰め込むことができます。

甘いキャベツとチーズの組み合わせに、はずれはありません。

ネズミによる食害

写真:ネズミに食べられたキャベツ01

対策を施しても毎年のようにネズミに食べられてしまう雪中キャベツ、今年は1個も食べられることなく順調に来ていたのですが、先日ついに食べられてしまいました。

予想を上回る早さで日中の気温が上がったため、再び剥き出しとなってしまったキャベツをネズミは見逃さなかったようです。

しかも、食べるのは甘みが増し増しになっている中心部のみ

何だか余計に腹が立つ!!!!!

写真:ネズミに食べられたキャベツ02

これ以上被害を広めないためにも、被害をまぬがれた雪中キャベツは全て掘り上げ、室内にて保管することにしました。

ちなみに雪中キャベツはブランド化も進んでおり、ひと玉3,000円を超えるものもあるそうな…。

3,000円(推定)のキャベツを食べ残すとは、いい根性してますね。

恵方巻

だいぶ前のお話になってしまいますが、備忘録として書き留めたいと思います。

我が家では節分に恵方巻を食べる習慣はなかったのですが、いつの間にやら毎年恒例の行事となってしまいました。

長いものは巻きたい派な私は、巻物は食べることも作ることも大好物にございます。

今年は酢飯に大葉・ガリ・白胡麻・とびこを混ぜ込んだのですが、酢飯に大葉などを混ぜ込むと風味良く頂くことができます。

写真:恵方巻の酢飯に混ぜる材料

具材は家族が買ってきてくれたのですが、ちと多かったです。

写真:恵方巻の材料

今年も具材を欲張ってしまった為に巻くのに苦労しましたが、何とか形になりました。

具材の圧が凄すぎて酢飯の存在感が薄くなってしまいましたが、美味しさに変わりはありませんので良しとします。

写真:恵方巻

ちなみに、顎が外れるか外れないかくらい絶妙な大きさです。

来年は少し自粛したいと思います。

まとめ

今回は「雪中キャベツ」についてご紹介しました。

本日、庭の方から野鳥の鳴き声が聞こえてきましたので、そーっと覗き込んでみると、ツツジの根元でうごめく物体が目に入りました。

ツツジの根元にある穴に出入りしていたその物体は…

ネズミ!?

もしや、我が家の雪中キャベツを食べたのは君か!?

これまで姿を見たことはなかったのですが、こんな近くに隠れていたのね。

早々に追い払わねば。

写真:雪中キャベツ

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