こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「全米オープンテニス」についてのお話です。
私はたま〜にテニスをするのですが、その主な目的は日頃のデスクワークでバッキバキになった体のコリを解消するためという、色気もヘッタクレもないものです。
刺激的な娯楽に満ち溢れている都会と違って、気晴らしの選択肢が少ない田舎では、スポーツも立派な娯楽となります。
テニスと言えば、テニスのグランドスラム(4大国際大会)の一つである全米オープン選手権(以下、全米オープン)が、現在アメリカで開催されております。
全米オープンは、アメリカ・ニューヨーク市の郊外にあるフラッシング・メドウズ・パークにあるテニス施設であるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターを会場に、毎年8月の最終月曜日から2週間の日程で行われます。
WOWOWで全米オープンを見ていたら、むかーしむかし、全米オープンを観戦する機会に恵まれた時の事を思い出しましたので、その時のお話でもしようかと。
今から20年以上前のお話です。
私が観戦に訪れた前の年に、世界最大のテニス専用競技場・アーサー・アッシュ・スタジアムが完成しました。
スタジアム完成当時は開閉式の屋根はなく、屋根が取り付けられたのは2016年のことです。
また、現在3番目に大きいコート・グランドスタンドも当時はまだありませんでした。
下記画像はアーサー・アッシュ・スタジアムにて行われていた試合を観戦した時の様子です。
スタジアムのあまりの大きさに度肝を抜かれ、試合観戦どころではなかったような…。
その日の試合のスケジュールが記された冊子を片手に、お目当ての選手目掛けて会場内を移動しました。
当時の賞金総額は1,400万ドル、男女シングルスの優勝賞金は70万ドルです。
今年の賞金総額は5,750万ドル、男女シングルスの優勝賞金は250万ドルになり、優勝者にはティファニー製のトロフィーが贈られます。
Wow!
この年の第1シードは男子はP・サンプラス(アメリカ)、女子はM・ヒンギス(スイス)でした。
残念ながらこの日試合のなかったヒンギスは見られませんでしたが、練習をしていたサンプラスは間近で見ることができました。
サンプラス、何が凄いってオーラが凄い!
練習内容は全く憶えておりませんが、煌くオーラはハッキリと憶えております。
この日は、2番目に大きいコートのルイ・アームストロング・スタジアムで行われていたA・クルニコワ(ロシア)の試合と、当時3番目に大きかったスタジアム3で行われていたM・ピエルス(フランス)の試合も観戦しました。
二人の試合を見た感想は…「フランス人形がテニスをしている!?」です。
二人ともシード選手だけあって、涼しい顔で恐ろしい球を打ち込んでおりました。
ちなみに、どちらの会場も観客の割合は男性の方が高かったのは確かです(笑)。
J・カプリアティ(アメリカ)の試合も観戦し、ちゃっかりサインも頂いたのですが…現在行方不明です。
S・グラフ(ドイツ)もサンプラス同様オーラの塊で、後光が差しておりました。
男子の試合を見た記憶はあまりないのですが、現在コーチとして活躍している面々が出場しておりました。
N・ジョコビッチ(セルビア)のコーチをしているG・イワニセビッチ(クロアチア)、R・ナダル(スペイン)のコーチをしているC・モヤ(スペイン)、錦織圭のコーチをしているM・チャン(アメリカ)、S・コルダ(アメリカ)のコーチをしているP・コルダ(チェコ)。
とても豪華な顔ぶれですが、女子も負けてはおりません。
現在G・ムグルサ(スペイン)のコーチをしているC・マルティネス(スペイン)、女子テニスを引っ張り続けているビーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹(アメリカ)。
このブログを書くにあたって当時の写真を見たりパンフレットを読み返したりしたのですが、結構憶えているもので、自分でもちょっと驚いております。
今年の全米オープンの勝利の女神が誰に微笑むかは分かりませんが、出場選手の中から将来コーチとしても活躍する選手が出てくるかもしれませんね。
ところで、会場内で販売されていた手を広げた大きさ程もあるハンバーガーにかぶりついている私の写真を、写真屋さんがえらく気に入りまして、写真コンテストに出品することになりました。
あの写真は今何処!?