こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「セリとハタハタ」についてのお話です。
セリ
セリ科セリ属の多年草・芹(セリ)。
爽やかな香りとシャキシャキとした食感が特徴のセリは、数少ない日本原産の野菜のひとつで、春の七草にも数えられております。
セリと言えば宮城県の「せり鍋」が有名ですが、秋田の郷土料理・きりたんぽ鍋にも、セリは欠かす事のできない食材となっております。
先日セリを栽培しているご近所さんから、とある目的のためにセリを大量に仕入れました。
転売目的ではございませんので、あしからず。
鮮やかな緑色の葉っぱがとても美しいセリですが、セリの主役は葉っぱではなく、そのほろ苦さがクセになる根っこです。
秋田県人はこの根っこを、こよなく愛しております、多分。
たまに「根っこは切り落として捨てる」などと言う、恐ろしい話を耳にする事があります。
またまたご冗談を。
根っこなくしてセリの存在はありえません!!
なんなら、根っこだけを販売して頂いても構わないと思っております。
我が家ではきりたんぽ鍋の他に、お浸しや天ぷら、お味噌汁として頂いております。
ハタハタ
ハタハタ科ハタハタ属の魚・鰰(ハタハタ)。
ハタハタは秋田県の県魚でございます。
残念ながら近年ハタハタは漁獲量が減少しており、価格も高騰。
もはや食べるものではなく、見てるだけ〜の魚になってしまう日も、そう遠くはないかもしれません。
とは言っても、秋田県人たるもの一冬に一度はハタハタを食べねばと言う事で、先日焼き魚にして頂きました。
ハタハタの身は淡白な味なのですが、ハタハタの真骨頂はブリコと呼ばれる卵にあります。
ブリコはとてもネバリがあり、またプチプチとした歯応えのある食感が特徴です。
今回はこのブリコとほぐし身を混ぜ合わせ、おろし大根とお醤油で頂きました。
ちなみにハタハタには鱗がなく、ツルッツルでスベッスベなお肌をしております。
羨ましい…。
まとめ
今回は「セリとハタハタ」についてご紹介しました。
大量のセリの行方は、次回のブログでご紹介したいと思います。