こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「モウソウチク」についてのお話です。
今年も知人から掘り立てほやほやのモウソウチクを頂きました。
イネ科マダケ属の山菜・モウソウチク(孟宗竹)。
モウソウチクはタケの仲間の1種で若芽(タケノコ)を山菜として食用にしており、一般的にタケノコと言えばこのモウソウチクを指します。
今年も掘り立ての証拠である赤紫色のブツブツ付きのものを3本も頂きました。
ということで、早速灰汁抜き作業に取り掛かかりました。
モウソウチクの可食部は元の大きさの半分程度なのですが、皮を剥いても一番大きいものは鍋に入りそうにありませんでしたので、半分に切りました。
これほど過保護な食材は他にないかも。
モウソウチクの灰汁抜きは米ぬかと鷹の爪を使用することが広く知られておりますが、今回は掘り立てということで、何も入れずにそのまま水から茹でてみました。
ちなみに、我が家では茹でている途中でモウソウチクが浮いてこないよう、ガラス製の蓋を重し代わりに使用しております。
落とし蓋をしてポコポコ状態で茹でること約40分、竹串がスッと入ったら完成です。
灰汁抜きをしたモウソウチクは、保存容器に入れて水に浸した状態で冷蔵庫で保存し、毎日水を取り替えることで1週間程もつようになります。
ところで、水だけで本当に灰汁が抜けるかというと、ちゃんと抜けます!
ただし、本当に掘り立ての場合のみです。
我が家は今回、頂いてから2時間程経ってから灰汁抜き作業を行ったためか多少のえぐみはあったのですが、言われなければ分からない程度ですので、合格点と言えるでしょう。
少しのえぐみも嫌だ!と言う方、米ぬかと鷹の爪を使用した灰汁抜きについても過去ブログでご紹介しておりますので、宜しければそちらをご参考ください。
頂いたモウソウチクの中で一番大きいものは硬いのではないかと思ったのですが、食べてみたところ硬さは全くありませんでした。
むしろ、これまで食べたモウソウチクの中で一番柔らかい!でも、歯応えがある!
柔らかくて歯応えがあるなどと言う、相反する食感が共存するなんてあり得ないと思われるでしょうが、あり得ました。
相反する食感のおかげで、土佐煮や炊き込みご飯も、いつも以上に美味しく頂くことができました。
この他にもちらし寿司に使用したりと、春のモウソウチク祭りは大変な賑わいとなりました。
今年もお腹いっぱい、食べた食べた♪
まとめ
今回は「モウソウチク」についてご紹介しました。
本日、モウソウチクを頂いた知人から、チシマザサ(千島笹)も頂きました。
チシマザサは地域によってはネマガリタケ(根曲竹)やヒメタケとも呼ばれておりますが、私が住んでいる地域では主にササダケと呼んでおり、モウソウチクと同様に若芽を山菜として食用します。
さて、どうやって食べようかな。