こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「モクズガニ」についてのお話です。
今年もまた、知人からモクズガニを頂きました。
モクズガニ科モクズガニ属の蟹・モクズガニ(藻屑蟹)。
モクズガニは川で捕獲されますが、幼少期は海で過ごして成長すると川に遡上する、海水でも淡水でも生息できるカニです。
鋏脚(きょうきゃく)に濃い毛が生えているのが特徴で、英名の「Mitten crab(手袋ガニ)」はこの毛が由来となっております。
モクズガニの旬は夏から初冬とされておりますが、知人曰く
「ちょっと寒くなってから獲ったモクズガニの方が美味しい」
とのこと。
ご覧ください、毛がたっぷりついた鋏脚を頭上にかざし、人間を威嚇するこの様を(下記画像参考)。
逃げる気満々のようでしたが、昨年と同じ轍は踏みませぬ!
昨年の反省を踏まえ、隙間なく囲って泥抜きを行いました。
モクズガニは殻の中に身がギッシリと詰まっており、甲羅の中にはウニのように甘くて濃厚なミソがビッシリと詰まっております。
ということで、今年も蟹みそに味噌やみりんなどを混ぜて煮詰めた甲羅焼きを作りました。
その甲羅焼きに、ほぐし身を加えて熱々のご飯にのせて食べれば、天に昇ること間違いなし。
美味い!美味い!美味い!
カニですので、さばくのが面倒と言ってしまえばそれまでですが、面倒の先に待っている至福の時間を思えば頑張れます(今のところは)。
まとめ
今回は「モクズガニ」についてご紹介しました。
毎年シーズンが終わるまでモクズガニの捕獲に勤しんでいる知人ですが、今年はクマの出没が頻繁なため、早急に切り上げたそうです。
今年はクマによる人的被害が過去最悪のペースで増えており、私が住んでいる秋田県は国内で最も多い67人(11月10日現在)の方が被害にあっております。
クマがライバルとあっては、どうすることもできません。