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ひな祭り – 平たい顔族ではない!?我が家の雛人形

写真:雛人形

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「ひな祭り」についてのお話です。

我が家には七段飾りの雛人形があるのですが、毎年飾るかというとそうでもなく、その年によります。

なぜ毎年ではないかと言いますと、雛人形一式を運んでくるのが大変だからです。

写真:雛人形01

我が家では雛人形一式を蔵の2階に保管しているのですが、この2階から運んでくる作業が結構しんどいんですよ。

さらに、蔵から自宅までの道中、年によっては降りに降り積もった雪が行手を阻んでくるので、運ぶ気が失せるのです。

そしてさらに、雛人形を飾る場所である座敷に一番近い入り口が、雪によって閉ざされてしまう場合もあり、こうなってしまっては諦めるより他ありません。

つまり、我が家で雛人形が飾れるかどうかは、その年の積雪量にかかっております

今年は積雪量が少なめでしたので、2月中旬には無事に飾ることができました。

写真:雛人形02

現代では子供らしい可愛い顔立ちや、丸っこい形の雛人形が好まれているようですが、我が家の雛人形の顔立ちは昭和の時代に作られたものらしく、大人の顔立ちをしております。

以外なことに、平たい顔族仕様かと思いきや、お殿様とお姫様をはじめ皆々様まさかの平行二重

画像では分かりづらいですが、直で見るとハッキリと分かります。

女子にいたってはアイラインがバッチリと入っております。

さすがにつけまつ毛はしておりませんが、人中(鼻と口との間にある縦の溝のこと)は短めですし、鼻筋もシュッとしており、結構今どきの顔立ちでございます。

現代の雛人形の方が和顔要素が強いかも…。

写真:お殿様
お殿様

ところで、毎回烏帽子のかぶらせ方に悩んでおります。

本来烏帽子の紐は耳の後ろにかけず、耳の上をまっすぐ通るようにし、あごの下で蝶結びにするのが正しい方法なのですが、皆様ツルツルのお顔をしておりますので、紐が滑ってしまい上手にあご下に持って来ることができません…、ムズイ。

次回以降、頑張りたいと思います。

写真:お姫様
お姫様

人形のお顔は全て違うのですが、その中に私と顔が似ている人形がおります。

飾りながらどこかで見た顔だなと思っていたら…、私か!?

写真:左・三人官女、中央、五人囃子、右・随臣
写真:左・三人官女、中央、五人囃子、右・随臣

我が家では雛人形を飾ったならば、桃の節句に向けて菱餅やひなあられ、果物やお菓子など色々なものが供えられていきます。

下記画像の桜餅、春が近付くと家族がいつの間にやら買ってくる我が家の春のお菓子の大定番でございます。

写真:桜餅

そして桃の節句の朝には、縁起物のにしんとお吸い物などを供えます。

写真:お供物

本当はハマグリのお吸い物が良いのですが…。

サシャ

ハマグリではないの?

ハハ

1個300円だったから、やめたわ!

サシャ

300円!?

ちょーっとお高い、ということで、今年はハマグリの代わりにホタテの稚貝を使用しました。

ハマグリって、こんなにお高い貝だったかしら???

写真:桃の節句の朝に供えられるお膳

雛人形が飾られている座敷は襖の上部が欄間ですので、お部屋が暖かくなりづらくなっております。

写真:座敷の欄間

ですので、いつもの年であれば桃の花は蕾のままなのですが、今年はこの数日の暖かさのおかげか花が咲いてくれました。

写真:桃の花

ところで、我が家では雛人形は床の間を利用して飾っており、下記画像のように雛壇の下に本を敷いて床の間の高さに合わせております。

写真:雛壇の土台となる本01

色々と試した結果、だいぶ昔の「集英社:世界の歴史」5巻分の高さがピッタリでした。

写真:雛壇の土台となる本02

我が家には「集英社:世界の歴史」のほかに「小学館:日本の歴史」と「集英社:中国の歴史」もあるのですが、「世界の歴史」の厚みがちょうど良くはまりました。

本を踏み台にするなどちょいと心が痛みますが、日本の古き良き風習のために力を貸してくださいな。

ところで、現在中国の歴史をまとめた学習まんがは集英社からしか販売していないようですので、中国の歴史を漫画で勉強したいという場合は集英社の学習まんがを選ぶしかありません。

目次

まとめ

今回は「ひな祭り」についてご紹介しました。

雛人形一式を運んでくるのが年々重労働になってきましたので、これまで大きなダンボールでまとめられていた御道具を、今年は小分けにして仕舞おうかと考えております。

寄る年波には勝てませぬ…。

写真:雛人形

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