こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「アオサギ」についてのお話です。
我が家に隣接している田んぼには毎年春になると、毎日のようにアオサギが獲物を求めて飛来します。
いつもは1羽なのですが、田んぼの代掻きを終えた直後は、3羽のアオサギがやって来ました。
3羽のアオサギ
田んぼは広いので分散すればよいものを、3羽とも中心部にて獲物を探し始めました。
アオサギ1号は、休む間もなく次から次と獲物を捕らえておりました。
狙った獲物は逃さない主義のようです。
アオサギ2号はガツガツと攻めるタイプではないようで、のんびりと獲物を捕まえておりました。
アオサギ3号はじっくりと品定めをするタイプのようで、本日のメインディッシュを見つけると一目散に駆けて行きました。
田んぼの中からお目当ての獲物を取り出したアオサギ3号。
そのまま食べるのかと思いきや、田んぼの水の中に獲物を戻してしまいました。
田んぼの水に浸けたことで泥が落ち、獲物の正体が見えてきました。
どうやらカエルのようです。
この「田んぼの水に浸ける→上げる」を幾度となく繰り返しておりました。
獲物を洗っているかのようです。
水かきが分かるくらいキレイになったカエルを見て、アオサギ3号は綺麗好きを通り越して潔癖症ではないかと思いました。
美味しく頂くためには手間暇を惜しまないなんて、気が合いますな。
カエルも食べられまいと必死に抵抗しておりましたが…、抵抗虚しくアオサギ3号の胃に収められてしまいました。
カエルをガブっと丸呑みしたアオサギ3号、至極ご満悦のようです。
まとめ
今回は「アオサギ」についてご紹介しました。
最近のブログの内容が花か鳥になってしまっておりますが、この時期ならではの「田舎あるある」のようなものです。
アオサギ以外にも、相変わらずハクセキレイは我が家の裏庭を歩いておりますし、ツバメはせっせと巣のリフォームに勤しんでおります。
庭にはメジロやヒヨドリ、キジバトやその他諸々の鳥達がやってきては、ピーチクパーチクと一日中騒いでおります。
都会の喧騒とは違う、生き物による煩さが田舎にはあります。
ところで、先日庭の方から大層な鳴き声が聞こえてきました。
鳥達は今日も元気だなあ、なんて思っていた次の日、騒ぎのあった場所で天に召されたヤマドリのオスを発見しました。
あの鳴き声は、他の鳥とのいざこざだったようです。
キジ科ヤマドリ属のヤマドリは秋田の県鳥にございます。
ヤマドリは世界中で日本にのみ分布している日本の固有種、できれば違う形でお会いしたかったです。
残念でなりません。
ちなみに、キジ科に属する鳥は、どれも「美味しい鳥」だそうです。