こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「ナンテン」についてのお話です。
ナンテンとは
メギ科ナンテン属の常緑低木・ナンテン(南天)。
古来より「難を転じる」として厄除の意味で植えられてきたナンテンは、とても艶のある鮮やかな赤い実が特徴で、日本の庭木として人気があります。
我が家の庭には、5本程植えられております。
5本も必要な程、我が家に難があるかは定かではありませんが…。
ナンテンは梅雨時期から夏にかけて、ポン菓子・ドン菓子のような小さい白い花を咲かせます。
花の後に付く直径7mmから1cm程の丸い実は、9月中旬頃には色付き始め…
10月下旬頃には実が真っ赤になります。
下記画像は光の加減で朱色に見えますが、実物は真っ赤です。
ナンテンの実や葉っぱは、古くから薬用として利用されてきました。
「南天のど飴」でお馴染みののど飴には、ナンテンの実に含まれる咳止め効果のある成分・ナンテニンが使用されております。
葉っぱには殺菌や防腐効果があり、お弁当などに供えられることもありますが、直接口にはしないよう注意が必要です。
この美しいナンテンを冬中眺められれば良いのですが、ここは雪国。
降り積もる雪に備えて11月下旬には、木々に冬囲いが施されます。
タイトルに「冬の庭を彩る」と付けましたが、実際は真っ赤に色付いた実を鑑賞できる期間は、あっという間に過ぎ去っていくのでした…、残念。
カネノナルキとクンシラン
ナンテンが真っ赤に色付く頃、カネノナルキには花が付き始めます。
屋外にて育てていたのですが、庭の木々の冬囲いをする頃には、屋内に移動します。
カネノナルキ以外にも、クンシランなどの屋外組はまとめて屋内にお引越しです。
で、ここからが大変なのです。
とても古い我が家で一冬越すことは、植物たちにとって大変な労力です。
毎年あの手この手を駆使して、無事に暖かい春を迎えられるよう対策を施しております。
今冬も無事切り抜けられるよう、試行錯誤の日々が続いております。
まあ、主に悩むのは私ではなく家族なんですけどね…。
へへへ。