こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「晩夏の花々」についてのお話です。
ブログ更新をサボっている間に季節が移り変わってしまいましたが、備忘録がてら記したいと思います。
ハゲイトウ
ヒユ科ヒユ属の一年草・ハゲイトウ(葉鶏頭)。
昨年は同時期に咲く他の花の中で一番高く育った我が家のハゲイトウですが、今年は生長途中で移植をしたためか、それほど高くは育ちませんでした。
やはり根の性質が直根の植物は移植を嫌うようです。
その上、今年はネキリムシが暗躍していたようで、ほとんど育たなかった個体もあります。
経験上、今年の夏ような曇天や雨天が続いて湿気の高い日が続いた場合、様々な虫たちが植物にいたずらをします。
春のモグラに引き続き、忌々しいったらありゃしない。
ケイトウ
ヒユ科ケイトウ属の一年草・ケイトウ(鶏頭)。
切り花として大いに活躍してくれているケイトウ。
毎年零れ種から育ってくれるのですが、耐暑性は抜群ですので、今年のうだるような夏の暑さも何のその。
夏を乗り切れずに枯れてしまった宿根アスターを横目に、盛り盛りと咲き続けております。
ヤブラン
キジカクシ科ヤブラン属の多年草・ヤブラン。
高く伸びたアヤメの葉っぱの影に隠れて、ひっそりと咲いていたヤブラン。
こんなお花、あったかな?
家族に聞いてみたところ、誰も知りませんでした。
そんなこと、ある!?
我が家はご近所さんや知人からお花の苗を頂くことが多く、その内の一つなのかもしれませんが、それにしても誰も知らないなんてこと……ある?
我が家では100種類以上の植物が育っているため、植物の入れ替わりも多少はあるのですが、こんなにもスルッとやって来た植物は君が初めてだよ。
幸いにも耐暑性・耐寒性ともに強い性質で、病害虫の被害もほとんど見られないお花のようなので、他の植物と仲良くやっていけそうです。
ユーコミス
キジカクシ科ユーコミス属の多年草・ユーコミス。
花の姿がパイナップルのように見えることから付けられた、パイナップルリリーという名の方が有名なユーコミス。
花もちがとても良いので切り花に向いており、我が家でもお仏壇に供えるお花として重宝しております。
基本的には太い茎に支えられて真っ直ぐ育つのですが、中には雨風による影響でクネッと腰を曲げてしまうこともあります。
ハツユキソウ
トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草・ハツユキソウ(初雪草)。
ハツユキソウもハゲイトウと同様に移植を嫌いますので、芽が出てきたその場所で育てられれば良いのですが、零れ種から育てている我が家では、芽が出た後に移植することが定番となっております。
今年は移植のタイミングが遅かったようで、どの植物も生長がイマイチとなってしまいました。
場所を決めて種から育てるのが一番良い方法なのは重々承知しておりますが、……面倒くさい。
ヒオウギ
ヤメ科アヤメ属の多年草・ヒオウギ(檜扇)。
ヒオウギは古くから厄除けの植物とされ、疫病退散を祈願する京都の祇園祭では祭花(まつりばな)として屋敷の軒先や床の間などに飾る習慣があります。
我が家のヒオウギは母屋から少し離れた場所で育っておりますが、厄除け効果を見込んで、母屋近くにちょっと移動しようかな……。
メランポジウム
キク科メランポジウム属の一年草・メランポジウム。
放っておけば、右に左に上にと、どこまでも伸び続けるメランポジウムは、猛暑に負けることなく咲き続けてくれる大変頼もしいお花です。
しかし、頼もしすぎて、他のお花の領域まであっという間に勢力を拡大していきます。
今年はこれまでの反省を生かして大いに間引いて育てたつもりでしたが、昨年と変わらぬモコモコぶりとなってしまいました。
なぜだ!?
ヤブキリ
キリギリス科ヤブキリ属の昆虫・ヤブキリ。
ヤブキリとは、薮に棲むキリギリスという意味でございます。
我が家の裏庭をウロウロしている所を発見したのですが、立派な産卵管(産卵のための管状器官)があることから、メスと分かります。
ヤブキリは脱皮を重ねるごとに肉食性が強くなる昆虫ですので、獲物となる昆虫を物色していたのかもしれません。
なお、ヤブキリは生息地域によってオスの鳴き声が異なっており、メスは自分の生息地域のオスの鳴き声にしか反応しないとのこと。
たまには外の空気を吸ってみたくならないのでしょうか。
まとめ
今回は「晩夏の花々」についてご紹介しました。
それにしても、ヤブランの出所が気になる……。