こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「夏の花々」についてのお話です。

ラベンダー

シソ科ラベンダー属の常緑低木・ラベンダー。
ラベンダーは交雑しやすいことから様々な種や品種が存在しており、現在分類に関する研究が進められております。
ラベンダーといえば紫色が大定番ですが、白色の品種も存在しており、それが秋田県美郷町のオリジナル品種「美郷雪華(みさとせっか)」です。

美郷雪華は美郷町ラベンダー園で発見された、ラベンダー特有の爽やかさと甘い香りが印象的な可憐なお花です。
この美郷雪華の苗は美郷町ラベンダー園や道の駅美郷で購入することができるのですが、いずれも数量限定となっておりますので、今年の分はすでに販売終了となっているかも…。
美郷町ラベンダー園は毎年6月中旬〜7月上旬に開園しますので、気になる方は来年の開園時期に訪れてみてください。


イボタノキ

モクセイ科イボタノキ属の落葉低木・イボタノキ。
イボタノキの花は枝の先に長さ2-4cmの総状花序を出し、ラッパ状の白い小さな花を密集して咲かせます。
昨年は雨づくしのお天気のため撮影できませんでしたが、今年は梅雨の合間の好天時に開花してくれましたので、気持ち良く撮影することができました。
晴れの日を待っていたのは私だけではないようで、甘い香りに誘われてやって来た虫達が、我先にとお花を囲い込んでおりました。


ウメモドキ

モチノキ科モチノキ属の落葉低木・ウメモドキ。
ウメモドキの花は淡いピンク色をしており、小指の第一関節ほどもないくらいとても小さいのですが、開花後には結実して直径5mm程の球形となり、秋に赤く色づきます。
ジャスミンのような甘い香りがほのかにしますので、こんな小さなお花にも虫達はやって来ます。
ツルバギア

ヒガンバナ科ツルバギア属の多年草・ツルバギア。
日本では甘い芳香があるフラグランスと開花期間の長いビオラケアの2種が普及しているのですが、ビオラケアは茎葉を傷つけるとニンニクのようなニラのような何とも言えない臭いがします。
同じお花なのに匂いと臭いがあるとは、ニオイの守備範囲は広いようです。
タチアオイ

アオイ科タチアオイ属の多年草・タチアオイ(立葵)。
タチアオイは、ハイビスカスにも似た白やピンク、濃い紫色などのお花を、6月頃から2か月近く咲き続けてくれます。
独特のニオイに誘われて、今年も虫たちが狂ったようにお花に突っ込んでいっております。

今年は特にそうなのですが、私とクマバチの行動は被るようで、お花の写真を撮ろうとすると必ずクマバチに遭遇します。

クマバチは盗蜜(受粉は行わずに花蜜のみを奪うこと)することがあります。
ブルーベリーの時も言いましたが、花粉の運び屋としての役割を期待しておりますので、盗蜜はほどほどにお願いします。

シュッコンカスミソウ

ナデシコ科カスミソウ属の多年草・シュッコンカスミソウ。
ふんわりとした可憐な印象からは甘くていい香りがしそうですが、実際はあまりよろしくないニオイです。
最近では臭いの少ない品種や臭いを抑える薬品などの研究も進んでおり、臭いの強いシュッコンカスミソウは少なくなってきました。
そのうち、虫たちにとっては魅力のないお花になってしまうかもしれません。
ウチワサボテン

サボテン科オプンチア属のサボテン・ウチワサボテン(団扇仙人掌)。
我が家のウチワサボテンの詳しい品種名は不明ですが、お花を見るに南蛮団扇(ナンバンウチワ)ではないかと思われます。
昨年まで2〜3個程しか咲かなかった我が家のウチワサボテンのお花。
今年はとても蕾が多いなと思い数えてみたところ、なんと!25個もありました。
果たして全部咲いてくれるのか!?
まとめ
今回は「夏の花々」についてご紹介しました。
我が家のお花は順調に開花していっておりますが、連日の雨のせいなのか何なのか、バジルや大葉といった葉物系のハーブの成長具合がよろしくありません。
今年は自家製バジルソースが食べられないのか!?
それはちょっと困るかな…。