こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「春の花々」についてのお話です。
足早に駆け抜けていった昨年とは違い、今のところ我が家の植物たちの開花は例年通りの速度で進んでおります。
タンチョウソウ
ユキノシタ科イワヤツデ属の多年草(山野草)・タンチョウソウ(丹頂草)。
タンチョウソウは花茎が長いものでは30cmにもなり、その頂に咲くたくさんの小花を太い根茎が支えております。
ボケ
バラ科ボケ属の落葉低木・ボケ(木瓜)。
後述するハナズオウ(花蘇芳)は高さが3m近くありますので見上げなければお花を見ることはできませんが、ボケは目の高さでお花を愛でることができます。
ジャーマンアイリス
アヤメ科アヤメ属の多年草・ジャーマンアイリス。
ジャーマンアイリスは虹の花(レインボーフラワー)とも呼ばれるように、色とりどりのお花を咲かせ、とても多くの品種を有しております。
大きさも1mくらいのものから10〜20cm程のミニタイプまであり、我が家で育てているものはミニタイプで、ミニジャーマンアイリスと呼ばれるものです。
今冬は暖かい日が続いたためイマイチ春の訪れを感じられず、肥料を与えるタイミングがズレてしまったようで、花数は多くありませんでした。
こんな年もあります。
アセビ
ツツジ科アセビ属の常緑低木・アセビ(馬酔木)。
アセビは花付きが良い花木のはずですが、我が家のアセビはあまりお花をつけてくれません。
日当たりは悪くないのに、なぜだ。
ハナズオウ
マメ科ハナズオウ属の落葉低木・ハナズオウ(花蘇芳)。
見上げなければお花を見ることが出来ない我が家のハナズオウですが、今年は胴吹き(幹や枝の途中に芽が吹くこと)してお花を咲かせている箇所があり、じっくりとお花を観察することができました。
しかし、近くで愛でることができたからと言って喜んでばかりもいられません。
なぜならば、胴吹きは木が元気を失くした時に芽生えるものだからです。
木は元気がなくなると急いで葉っぱを出して光合成を行い、エネルギーの補給に勤しむのです。
今年は一箇所だけでしたが、来年はどうかな。
シバザクラ
ハナシノブ科フロックス属の多年草・シバザクラ(芝桜)。
ジャーマンアイリス同様に花数が少なかった今年のシバザクラ、通りがかったお花に詳しい知人によると「肥料不足」とのこと。
やはりお花はきちんと管理しなければ、綺麗には咲いてくれないんですね。
全体的には小じんまりとなってしまいましたが、紫がかった薄い水色が美しい品種:オーキントンブルーアイは勢い良く咲いてくれましたので、こちらを株分けして増やしてみようかと。
ところで、我が家には離小島のように育っているはぐれシバザクラがおります。
ここでは様々な品種が育っていたのですが、日当たりが良い場所ではありませんので、年を追うごとに次々と脱落し、ついには白色で葉っぱは明るい黄緑色の品種:モンブランだけとなってしまいました。
モンブランのみとなって早10年?は経つと思います。
経験則として、シバザクラではなくとも白色のお花は生命力が強いように感じます。
ちなみに、こちらのシバザクラは肥料なしに育っているうえ、冬になると屋根から落ちてくる雪が積もりに積もる場所となっており、悪条件の極みのような場所なのですが、毎年みっちりと隙間なく咲いてくれます。
肥料不足は関係ない!?
カウスリップ
サクラソウ科サクラソウ属の多年草・カウスリップ。
和名は黄花九輪桜(キバナノクリンザクラ)です。
昨年までは年々勢力を増すハイキンポウゲに押され気味でしたが、お引越しをしたおかげで今年はのんびりと咲けているようです。
はぐれネモフィラ
ムラサキ科ネモフィラ属の一年草・ネモフィラ。
和名は瑠璃唐草(ルリカラクサ)です。
昨年、我が家では敷地内の空いている場所や雑草対策としてネモフィラを植えるため、まずは種を採取しようとプランターでネモフィラを育てておりました。
すると、春になりましたら昨年のこぼれ種から芽吹いたはぐれネモフィラが敷地内にちらほらと現れるようになりました。
まさか、ミントのような爆発的な繁殖なんて考えていないよね !?
外来種の花
先日、ハハが我が家の土地で見たことのないアブラナ科のような黄色いお花を見つけました。
はじめは
仏花にするの♪
と、意気込んでおりましたが、調べてみたところ外来種と分かりましたので、即刻駆除!!!!!
外来種と知るまでは可愛いお花に思えたのですが、知ってからは親の仇のような扱いとなりました。
まとめ
今回は「春の花々」についてご紹介しました。
我が家は田舎ですので、あちらこちらから様々な植物の種が飛んできては敷地内で勝手に芽吹いております。
在来種であればさほど気にはしませんが、外来種と分かれば即刻駆除、駆除、駆除!!!!!
特にセイヨウタンポポの動向には目を光らせており、見つけ次第速やかに葬り去っております。
いたちごっこのようにも見えますが、絶対に負けられない戦いがそこにはあるのです!