こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「初夏の花々」についてのお話です。
今年はゴールデンウィークが過ぎたあたりから寒暖の差が激しい日が続いたためか、例年に比べてお花の見頃が足早に過ぎ去って行った気がします。
クリーピングタイム
シソ科イブキジャコウソウ属のハーブ・クリーピングタイム。
クリーピングタイムと言えば手間いらずなグランドカバーの代表格、環境にもよりますが繁殖力が旺盛過ぎませんのでこまめな管理はそれほど必要ありません。
ただし蒸れには弱いので、葉っぱや茎が密集してきたら梅雨前に1/3程度切って風通しを良くすることをオススメします。
ミヤマヨメナ
キク科シオン属の多年草・ミヤマヨメナ。
ミヤマヨメナは日本固有の野菊であり、我が家のミヤマヨメナは園芸品種ミヤコワスレ(都忘れ)です。
今年もわんさかと咲いてくれましたので仏花にしようと思ったのですが、只今仏壇は頂いたお花で大賑わいですので、今年は仏花としての出番はないかもしれません。
ブルーベリー
ツツジ科スノキ属の低木果樹・ブルーベリー。
我が家は雪国ですので、寒冷地に適した品種であるノーザンハイブッシュ系のブルーベリーを5本、地植えにて育てております。
ブルーベリーは受粉すると花や萼(がく)が上向きになるのですが、観察してみたところ順調に受粉は進んでおりました。
今年もブルーベリーの周りをブンブンと飛び回っていたハチ達が、良き働きをしてくれたようです。
スズラン
キジカクシ科スズラン属の多年草(山野草)・スズラン。
今年のスズランは花付きがとても良く、鼓笛隊で使用される楽器ベルリラの鍵盤のごとく、茎にびっしりと並んでいる個体がほとんどでした。
スズランは1〜2年に一度は植え替えをした方が良いのですが、我が家のスズランは何年もずーっと植えっぱなしです。
それでも株が弱ることはなく地下茎も伸び続けており、苔程度であれば簡単に突き破って成長を遂げます。
石さえも割って這い出てくる我の強さですが、ジワジワと生息範囲が広がってきておりますので、他の植物の邪魔にならぬよう身辺整理を行いたいと思います。
ハイキンポウゲ
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草・ハイキンポウゲ(這金鳳花)。
我が家のハイキンポウゲは八重咲きの園芸品種ゴールドコインで、一般的にはラナンキュラス・ゴールドコインと呼ばれております。
環境が合えばどこまでも広がっていく性質のため、昨年は育ち放題でしたが、あまりにも広がり過ぎたため、今年は春先にごっそりと退場してもらいました。
ハイキンポウゲのように背が高くなるグランドカバーは、植える場所を色々と考えなければなりません。
セイヨウジュウニヒトエ
シソ科キランソウ属の多年草・セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)。
セイヨウジュウニヒトエは北ヨーロッパ原産の植物で、観賞用に栽培されていたものが野生化して、そこかしこで見かけるようになったとても生命力の強いお花です。
日本に自生するジュウニヒトエの近縁種で、セイヨウキランソウとも呼ばれておりますが、園芸界ではキランソウ属に分類される植物全般を意味するアジュガで呼ばれることがほとんどです。
いつの頃からかヘレニウムに混じって育つようになったのですが、今のところヘレニウムの成長の邪魔にはなっておりませんので放置しております。
しかし、経験上この手の植物はしれっと勢力を拡大いたしますので、そろそろお引越しかな。
ツツジ
ツツジ科ツツジ属の常緑または落葉の低木または高木・ツツジ。
昨年、我が家のツツジの種類をご紹介した時に、薄い朱色のツツジの写真を撮り損ねてしまいましたので、今年は撮り損ねぬよう観察を続けていたのですが、残念ながらお花が咲くことはありませんでした。
他のツツジもあまり花付きは良くありませんでしたので、昨年の剪定時期に今年の分の花芽を刈り取ってしまったかもしれません。
ところで、胴吹き(幹や枝の途中に芽が吹くこと)した葉っぱに混じって、一匹のニホンアマガエルが潜んでおりました。
動かなければ気付かなかったと思うのですが、これも擬態になるのでしょうか。
発芽したオニグルミ
クルミ科クルミ属の落葉高木の総称・クルミ(胡桃)。
毎年ゴールデンウィークが過ぎたあたりから、秋にリスが埋めたオニグルミ(鬼胡桃=古来より日本に自生しているクルミ)が我が家の敷地内のあちらこちらで芽吹き始めます。
その場では食べずに土の中に隠しておいて後で食べる予定のようですが、予定のまま春を迎えるクルミの多いこと、多いこと。
リスさんよ、君の記憶力は一体全体どうなっているのかな?
まとめ
今回は「初夏の花々」についてご紹介しました。
先日、家族がお庭の木々の剪定を行ったのですが、その中には、これから咲く予定だったサツキも含まれておりました。
つまり、これは今年はサツキのお花が見られないことを意味します。
なんてこった!