こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「初夏の花々」についてのお話です。
春先は黄色のお花が多かったのですが、初夏になりますと白色やピンク色のお花が主役に躍り出るようになります。
ヒメフウロ
フウロソウ科フウロソウ属の越年草・ヒメフウロ(姫風露)。
我が家の敷地内のあちらこちらに種を飛ばしては、好き勝手繁殖しているヒメフウロ。
ほぼ雑草、いや雑草ですね。
他の植物の成長の妨げになりそうな個体は見つけ次第速やかに排除し、その他は基本的に放置しているのですが、このモサモサと成長した草陰には、私が大嫌いなヤツが潜む可能性がありますので、増えすぎないように注意しております。
アマドコロ
キジカクシ科アマドコロ属の多年草(山野草)・アマドコロ。
我が家のアマドコロは桜の木の下にて育っているのですが、桜の木の下というのは植物が育ちにくい環境にあります。
なぜならば、桜の葉っぱはクマリンと言う毒を生成し、その毒が雨水によって地面に広がることで植物の成長を阻害するからです。
我が家の桜の木の下ではたくさんの植物がフツーに育っているのですが、皆様、耐え忍んでいるのか、耐性がついたのか?
どの道ストレスが凄そうですので、お引越しを検討しようと思います。
ユズリハ
ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木・ユズリハ(譲葉)。
ユズリハは雌雄異株ですが、雌雄の区別はお花が咲く成木になるまでは出来ず、お花が咲いて初めて雌雄の確認ができます。
我が家のユズリハは雌株ですので、前年に伸びた葉っぱの付け根に小さな黄緑色の雌花を咲かせるのですが、開花は新葉の展開と同時に始まりますので、あまり目立ちません。
お花はひっそりと咲きますが、雌株は開花後に結実しますので晩秋には青黒いブルーベリーに似た果実ができます。
アルメリア
イソマツ科ハマカンザシ属の多年草・アルメリア。
昨年知人から頂いた白色のアルメリアも順調に花数を増やしており、ピンク色のアルメリアとのコントラストが一層美しいものとなりました。
雨と共に咲き、雨と共に散るのが我が家のアルメリア。
今年も雨にめげることなく咲き続けてくれておりましたが、そろそろ体力が尽きそうな様相となってきました。
クマガイソウ
ラン科アツモリソウ属の多年草(山野草)・クマガイソウ(熊谷草)。
昨年、数年ぶりに咲いてくれた我が家のクマガイソウは、今年も美しい姿を見せてくれました。
奇妙な形が最高に洒落ております。
数を増やしてみたいものですが、ご近所さんのスズランがジワジワと陣地を広げてきておりますので、きちんと住み分けをせねば。
ところで、クマガイソウの為に施した肥料が周りのスミレをも成長させてしまい、クマガイソウの周りがちょっと雑然としてしまいました。
肥料って難しい。
エビネ
ラン科エビネ属の多年草(山野草)・エビネ。
我が家のエビネは最も一般的な種類で、一般的にはジエビネと呼ばれるものです。
エビネのために与えた肥料の影響か、クマガイソウ同様に周りの植物の成長が著しいものとなり、エビネの存在が薄れてしまった場所があります。
私の大雑把な肥料の与え方がバレてしまった…。
来年は、もっと緻密に与えたいと思います。
キンメキャラボク
イチイ科イチイ属の常緑低木・キンメキャラボク(金芽伽羅木)。
通称キンキャラのキンメキャラボクはキャラボクの園芸品種で、葉の色が鮮やかな黄色をしており特に新芽の黄色がとても美しい庭木です。
今年も綺麗に新芽が出揃ったのは良いのですが、晴れの日が続くと、クモがこの美しい新芽の間を掻い潜るように糸を張り巡らせます。
恨めしや…。
まとめ
今回は「初夏の花々」についてご紹介しました。
ヒメフウロ、しれっと増殖しております。
このまま増え続けるつもりなら、フランスギクのような末路を辿ることになるけど、いいかしら?