こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「初秋の花々」についてのお話です。
2か月も前のお話になってしまいますが、備忘録がてら記したいと思います。
オキザリス
カタバミ科カタバミ属の多年草・オキザリス。
オキザリスには様々な品種がありますが、こちらオキザリスは葉はハート型の三つ葉の形で、濃いピンク色のお花を咲かせるオキザリス・ボーウィー(和名:ハナカタバミ)です。
オモト(万年青)の鉢に土を入れる際、その土にオキザリスの球根が混じっていたようで、いつの間にやら生長していたオキザリス。
昨年このような状態になったのですが、ハハはこれを良しとしたようで、そのまま共存中でございます。
今のところ、うまくやっております。
アサガオ
ヒルガオ科サツマイモ属の一年草・アサガオ(朝顔)。
アサガオは古典園芸植物(江戸時代に日本で育種・改良され、独自の発展を遂げた園芸植物)の一つで、その古典園芸植物の中でも唯一の一年草のお花です。
以前はハハが丁寧に種の管理をしておりましたので品種ごとに並んで咲いていたのですが、この数年は自主性を重じているようで、入り乱れての開花が常態化しております。
種の管理をサボっているわけではないのよ♪
と言っておりましたので、来年に期待したいと思います。
ハナトラノオ
シソ科ハナトラノオ属の多年草・ハナトラノオ(花虎の尾)。
耐暑性抜群で体の強さには定評のあるハナトラノオですが、昨夏と同等の猛暑となった今年も、花数は少なめでした。
全体的に元気がありませんでしたので、昨年の猛暑による影響が長引いているのかもしれません。
ツルバギア
ヒガンバナ科ツルバギア属の多年草・ツルバギア。
主に栽培されているのはビオラセアとフラグランスの2種類ですが、我が家のツルバギアは、開花期間が初夏から秋までと比較的長いビオラセアになります。
すらりとした草姿からは儚い印象を受けますが、昨年の猛暑も今年の猛暑も何のその。
とにかく夏の暑さにめっぽう強いお花で、暑さに耐えきれずに次々と戦線離脱する植物が多い中、6月初旬の初開花から約5か月間、ずーっと咲き続けてくれておりました。
メランポジウム
キク科メランポジウム属の一年草・メランポジウム。
上記のツルバギアに負けじと、猛暑であっても旺盛に咲き続けたメランポジウム。
全方位にどこまでも伸び続けておりましたが、秋になり気温が下がってようやく成長が止まりました。
ツルバギアとメランポジウムさえ揃えておけば、夏の花壇は何とかなる!と感じる今日この頃です。
ヨウシュヤマゴボウ
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草・ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)。
我が家の敷地内には生息しておりませんが、田舎では秋になるとよく見かける帰化植物です。
ベリー類に似て美味しそうに見えますが、全草有毒でございますので近寄ってはなりませぬ。
生き物
イトトンボ
イトトンボ科アオモンイトトンボ属の昆虫・アオモンイトトンボ。
お米の収穫が間近に迫る頃、今年も我が家にアオモンイトトンボが迷い込んできました。
とても儚い存在ですのでしばらく気が付かなかったのですが、どこからかカサカサという音が聞こえてきましたので辺りの様子を伺ったところ、窓の近くをパタパタと飛び回っておりました。
イトトンボは基本的に水辺に生息しているのですが、この日はとても暑い日でしたので、我が家を避暑地に選んだのかもしれません。
オンブバッタ
オンブバッタ科オンブバッタ属のバッタ・オンブバッタ。
オンブバッタはその名が示す通り、メスの背中にオスが乗っている姿で知られるバッタです。
以前見かけた、シソの葉の上に居た飛べないバッタ・フキバッタと同じく、バジルの葉の上に居たオンブバッタも、私の存在など気にも留めずにくつろいでおりました。
わたくし、ナメられているのでしょうか……。
モクズガニ
モクズガニ科モクズガニ属の蟹・モクズガニ(藻屑蟹)。
モクズガニは鋏脚(きょうきゃく)に濃い毛が生えているのが特徴なのですが、今年頂いたモクズガニの中に左の鋏脚に全く毛がない個体がおりました。
脱毛でもしたのでしょうか。
まとめ
今回は「初秋の花々」についてご紹介しました。
昨年の今時期はクマの出没に怯える日々を送っておりましたが、今年はクマの主食であるドングリの実がそれなりに実ったようで、今の所、我が家の近辺での出没情報はありません。
冬眠の時期まで油断はできませんが、このまま何事もない日々が続くよう願っております。