こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「夏の花々」についてのお話です。
私が住んでいる地域ではこの1週間、強めの雨に見舞われる日々が続いておりますが、この時期に咲く花々は雨風に屈することなく、力強く咲いてくれております。
グラジオラス
アヤメ科グラジオラス属の多年草・グラジオラス。
グラジオラスは、花色が豊富ですらりと伸びた花茎に連なって花を咲かせます。
我が家では上記画像にある白やピンク色の他に、黄色や紫色のお花も育っております。
すらりとした花姿は美しいのですが、花茎が強風で倒れやすいため、生育場所によっては支柱等で支える必要があります。
ところで、我が家ではグラジオラスはアスターと同じようにお盆用の仏花として育てております。
しかし、アスターと同様に苗を植えてからというもの、あれよあれよという間に生長してしまい、今月上旬より絶賛開花中でございます。
早く植えすぎてしまったようです…。
メランポジウム
キク科メランポジウム属の一年草・メランポジウム。
メランポジウムは、可憐な黄色い小花を初夏から秋まで絶え間なく咲かせます。
一年草ではありますが、こぼれ種からもよく増える丈夫なお花です。
過去に雑草と見間違えて取り除いてしまったため、たった一株となりその存在は風前の灯だった我が家のメランポジウム。
しかし春先にご近所さんから大量の苗を頂き、一気に夏の花の主役に躍り出ることとなりました。
花壇では手狭でしたので畑に植えたのですが、土との相性が良いようでグングンと成長し次々をお花を咲かせてくれております。
お互い譲れなかったようで、双子として咲いているお花もありました。
ダリア
キク科ダリア属の多年草・ダリア。
ダリアは、とても存在感があり迫力抜群なお花で、品種改良が重ねられ、数え切れないほどの品種が生み出されております。
次から次とお花を咲かせてくれるのは大変ありがたいのですが、アスターやグラジオラスも最盛期を迎えている今、仏花としては順番待ちの状態でございます。
お仏壇以外にもあちらこちらに飾っているのですが、供給過多により我が家の切り花は飽和状態。
やばいよ、やばいよ、やばいよ…。
ソリダゴ
キク科アキノキリンソウ属の多年草・ソリダゴ。
ソリダゴは、長い花穂が放射状に伸び、次第に垂れて咲く黄色の花房が魅力的なお花です。
耐暑性・耐寒性ともに強く、とても丈夫で育てやすいです。
一般的には添え花や仏花として利用されるようですが、我が家ではもっぱら観賞用です。
今年は特に仏花は十分に間に合っておりますからね。
ヤブカンゾウ
ツルボラン科ワスレグサ属の多年草・ヤブカンゾウ(薮萱草)。
英名のDaylily(デイリリー)からも分かるように、ヤブカンゾウは以前はユリ科に分類されておりましたが、DNA解析を元に、現在ではススキノ科(APGⅢ)を経てツルボラン科(APGⅣ)に分類されております。
ヤブカンゾウは濃い鮮やかな橙赤色で、八重の豪華なお花を咲かせます。
八重咲きなのに素朴な印象を受ける、ちょっと不思議なお花です。
切り取って飾っておきたい豪華さではありますが、翌日には萎んでしまいますので、切り花には向いておりません。
ギボウシ
キジカクシ科ギボウシ属の多年草(山野草)・ギボウシ。
ギボウシは西洋紫陽花と同じく、日本から海外に渡り、多くの品種改良を経て逆輸入された植物です。
ギボウシのお花は1日花ですので夕方には萎れてしまいますが、花茎の下から順に咲いていきますので、わりと長くお花を楽しむことができます。
ギボウシは冬には地上部を枯らして越冬し、春になるとニョキニョキっと芽を出し始めます。
そして、ひと月も経たないうちに立派な葉を茂らせるようになります。
残念ながらお花が咲き始めると、昨年と同様に長雨に打たれてしまい、頭が垂れた状態となってしまいました。
なぜか狙い撃ちされるギボウシ。
来年こそは…。
まとめ
今回は「夏の花々」についてご紹介しました。
今日は久々に青空を拝めたのですが、明日はまた天気が崩れる予報。
北東北の梅雨明けは、もう少し先になりそうです。