こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「晩夏・初秋の花々」についてのお話です。
春や初夏程の種類はありませんが、それなりに咲き揃っております。
コスモス
キク科コスモス属の一年草・コスモス。
コスモスは花も葉っぱも茎もしなやかですので華奢な印象を受けますが、強風にも倒されずに耐えうる力強さを持っております。
ヒマワリの記事でも少しお話したのですが、コスモスの生育場所も堆肥の近くにあるため、大雨により堆肥が流れ出した結果、素晴らしい成長を遂げてしまいました。
支柱とロープにて何とか支えている状態です。
例年であれば草丈は2メートルもいかないのですが、今年は3メートルくらいまで成長しました。
シュウメイギク
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草・シュウメイギク(秋明菊)。
名前にキクと付きますが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間です。
他のキンポウゲ科のお花と同様に花弁はなく、花弁に見えるものは萼(がく)です。
シュウメイギクは丸くコロンとした可愛らしい蕾をつけます。
お盆を過ぎた頃から花茎が伸び出し、まず先端に一輪咲かせ、その後は両わきに一輪ずつ咲き、さらにその脇というように順番に花を咲かせます。
何かに似ていると思ったら、則巻ガジラ(通称ガッチャン)の触覚だ…。
シュウカイドウ
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草・シュウカイドウ(秋海棠)。
シュウカイドウは紅色の花茎を伸ばし淡いピンク色の花を咲かせます。
うつむき加減に咲く姿から控えめで可憐な感じがしますが、環境が合えば放任でもよく育ちます。
桜の木の下にて、他の花達同様にヌクヌクと生きております。
ホオズキ
ナス科ホオズキ属の多年草・ホオズキ。
ホオズキは、昔から薬草として利用されてきましたが、現在では主に観賞用として栽培されております。
初夏にクリーム色の可憐なお花を咲かせ、お盆頃から萼(がく)が成長した袋状の部分がオレンジ色に色付き始め、提灯のような実を付けます。
この中にミニトマトのような果実が入っております。
4、5年程前に、何処からとも無く我が家にやってきたホオズキ。
おそらく鳥が種を運んできたのでしょう。
あっという間に一大勢力となり、お隣のシュウメイギクとの縄張り争いが年々激化しております。
オキザリス
カタバミ科カタバミ属の多年草・オキザリス。
オキザリスは、春夏秋冬それぞれに咲く品種のほかに四季咲き種もあり、一年中楽しむ事ができるお花です。
花色も豊富で葉っぱはハート形の三つ葉が主流ですが、卵形だったり毛が生えている種類もあります。
夜間や曇天時は、花弁を傘のようにくるくると巻いて閉じてしまいます。
器用なんですね。
ダリア
前回のブログでもご紹介した、キク科ダリア属の多年草・ダリア。
野菜のナス並みに次から次と咲きまして、現在家の中はダリアに支配されております。
定番のお仏壇をはじめ、玄関に水回りにと、あらゆる場所で幅をきかせております。
多過ぎるが故に居場所がなく、出番待ちの状態です。
シャクヤクの蕾同様、よくもまあ、こんな小ぢんまりした蕾の中にこれだけ多くの花弁を隠し持てますね。
先日、3種類目のダリアも咲き始めましたので、しばらくダリアの天下は続きそうです。
ハナトラノオ
シソ科ハナトラノオ属の多年草・ハナトラノオ(花虎の尾)。
ハナトラノオは大変丈夫な性質で、そんじゃそこらで野生化しいるお花です。
冬には地上部が枯れるのですが、春には何事もなかったかのようにスクスク成長を始めます。
育てているというよりは、勝手に伸び伸びと生きていると言った方が正しいでしょう。
ところで、春先にハナトラノオが植えてある花壇にてトカゲに遭遇したのですが、上手いこと葉っぱの上にて涼をとっておりました。
見事なバランス感覚です。
まとめ
今回は「晩夏・初秋の花々」についてご紹介しました。
ダリアは毒のある花のため仏花には不向きとされておりますが、実際はダリアには毒はありません。
ダリアが日本に入ってきたばかりの頃に、高価な球根を盗まれないようにこのような話が出回ったようです。
紛らわしい。