こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「ブルーベリー」についてのお話です。
ブルーベリーとは
ツツジ科スノキ属の低木果樹・ブルーベリー。
ブルーベリーは、春に白またはピンク色のスズランに似た釣鐘状のお花を咲かせ、花後に青紫色の果実が生ります。
我が家ではそれぞれ1号、2号、3号と命名したブルーベリーを3本育てているのですが、今月の中旬頃から1号の実が収穫できるようになりました。
果実ができるまで
ブルーベリーは開花が2週間程続いたあとに花冠が落ちて、受粉が成功していた場合、果実のもととなる子房が大きくなり始めます。
ブルーベリーの花は下向きに咲きますが、受粉に成功した花の萼(がく)は下記画像のように上向きになります。
全ての受粉に成功するわけではありませんが、幸いにも今年は受粉の確率が高かったようで、ほとんどの萼が上向きとなっておりました。
ちなみに、ブルーベリーの実に星形の部分として残っているのが、この萼になります。
花冠が落ちると子房の膨らみが進み、2〜3か月かけて熟していきます。
ブルーベリーが熟す期間は梅雨時期ということもあり、強めの雨に打たれる日もあリましたが、順調に育ってくれました。
熟す途中で一度膨らみは停滞しますが、期間を置いてから再び膨らみ始めます。
その後、時間をかけて徐々に色付いていき、濃い青紫色となって実に白い粉がついたら、いよいよ収穫です!
ところで、ブルーベリーの実は下記画像のように一度に全ての果実が色付くわけではなく、バラバラに色付いていきます。
今年初めの収穫は7月中旬に行なったのですが、完熟まで後一歩のところで収穫してしまったようで、甘みが少し足りませんでした。
ブルーベリーを狙うヒヨドリを警戒しての早めの行動が、裏目となってしまいました。
ブルーベリーは完全な青紫色になってから完熟するまで4〜6日ほどかかり、見た目はほとんど変化しないのですが、この間に糖度が20%近く上昇すると言われております。
ブルーベリーは樹上完熟する果実ですので、収穫後の追熟はありません。
つまり、収穫後に糖度は増加しないのです。
酸味だけは収穫後も抜けるのですが、糖度が上がらないため、うっすーい味のブルーベリーになってしまいます。
今回収穫したブルーベリーは甘みが少し足りませんでしたが味はとても良かったので、次回の収穫はもう少し見極めて行いたいと思います。
まとめ
今回は「ブルーベリー」についてご紹介しました。
先日、収穫したブルーベリーをてんこ盛りにしたピザを作ったのですが、それはそれは美味しいピザが出来あがりました。
家庭菜園ならではの贅沢な食べ方に家族も大満足でしたので、2号と3号のブルーベリーでも作ってみたいと思います。