こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「野生動物と野鳥」についてのお話です。
田舎に住んでおりますと、様々な野生の生き物に遭遇します。
これは、とある1週間のお話です。
ニホンカモシカ
ウシ科カモシカ属の国の天然記念物・ニホンカモシカ。
我が家に隣接する田んぼの脇には、ツバメやハクセキレイ達がよく集まる湿地のような場所があります。
なぜこんなにも集まるのかと不思議に思いながら家の中からその場所を見ていたところ、目の前に白っぽい毛の生き物が現れました。
えっ!?シシ神様!?
スタジオジブリの作品「もののけ姫」に登場するシシ神様に見えたそれは、ニホンカモシカでした。
私がこれまで見た事のあるニホンカモシカの中でも大きい部類に入るそのニホンカモシカは、辺りを一瞥した後、その場から足早に走り去って行きました。
いつも見かけるニホンカモシカは茶色や灰色が多いのですが、今回見たニホンカモシカは白色の割合が多い個体でした。
山道や農道を車で走っていると見かける事はあるのですが、人里で見たのは今回が初めてです。
ツバメ
ツバメ科ツバメ属の渡り鳥・ツバメ(燕)。
ニホンカモシカを見かけた次の日、今度は家の中にてツバメに遭遇しました。
網戸のない勝手口付近でウロウロ飛んでいるツバメが居るなと思ったら、いつの間にか我が家に入り込んでしまったようです。
うわぁぁぁ!
私は見つけた瞬間に固まってしまい、すぐに我に返るもパニックパニック!
そんな私を見てか、ツバメもパニックパニック!
何とか屋外へ逃せたものの、その日以来、我が家の勝手口はしばらく閉じたままとなりました。
巣でも作りに来たのでしょうか?
ところで、我が家の農作業小屋には半世紀近く使われ続けている年代物のツバメの巣があり、今年はどんな様子かとこっそりと覗きに行ったところ、とても鋭い眼差しを向けられてしまいました。
場所を貸している家主であっても、育児中は敵とみなされるようです。
ムクドリ
ムクドリ科ムクドリ属の留鳥・ムクドリ。
ツバメに遭遇した次の日、今度は庭にてムクドリを発見しました。
庭の方から聞き慣れない鳥の鳴き声が聞こえて来ましたので、そーっと覗いてみたところ、庭に隣接している用水路の脇をのそのそと歩いているムクドリがおりました。
我が家の庭には様々な野鳥がやって来るのですが、ムクドリがやって来る事はほとんどありません。
この場所には先日、カワラヒワの幼鳥もやって来ておりますので、隠しカメラを設置したら面白い映像が撮れそうです。
コゲラ
キツツキ目キツツキ科の留鳥・コゲラ。
ムクドリを見かけた次の日、今度はコゲラが我が家の庭にやって来ました。
日本で一番小さなキツツキであるコゲラですが、木のつつき方は結構激しめでして、下記画像のように木の皮がごっそりと剥がれてしまうこともあります。
木の幹に巣食う虫を捕えるために穴を開けるのは冬のはずなのですが、我が家にやって来るコゲラは年がら年中狙っているようです。
アオサギ
サギ科アオサギ属の留鳥・アオサギ。
我が家に隣接している田んぼには、毎年春になりますとアオサギが餌を求めて飛来するのですが、今年は昨年まで来ていた比較的大きな個体ではなく、小さめの個体がやって来ております。
代替わりでもしたのでしょうか。
我が家ではこの小さめのアオサギをコサーギーと呼んでいるのですが、コサーギーはとても食欲旺盛で、毎日のようにやって来ております。
気性は激しめのようで、先客の鳥が居ると断末魔のような鳴き声で蹴散らしてしまいます。
ツバメといいコサーギーといい、なかなかの厚かましさです。
野良猫
私が住んでいる地域で野良猫を見かけることは少ないのですが、先日、田んぼの畦道をスタスタと歩いている野良猫を発見しました。
その畦道はニホンカモシカも歩いていた道なのですが、人里においての獣道と化しているようです。
まとめ
今回は「野生動物と野鳥と野良猫」についてご紹介しました。
本日も農作業小屋にツバメの様子を見に行ったのですが、相変わらずな冷たい視線を浴びせられました。
場所を貸してあげているのに、解せぬ。