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野菜の花ってこんな花!マメ科・ナス科・ウリ科の野菜の花々

写真:トウガラシかピーマンかパプリカの花

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「野菜の花」についてのお話です。

野菜の花は科によって特徴がありますので、花を見ればどの科なのか、だいたいの検討がつきます。

目次

マメ科

多くのマメ科の花は蝶のような形をしているため、蝶形花(ちょうけいか)と呼ばれております。

エンドウ

写真:エンドウ豆の花

マメ科エンドウ属の一・二年草・エンドウ

エンドウは、1〜1.5cmほどのぽってりとした可愛らしい白いお花を咲かせます。

このエンドウを秋田ではヨサクマメと呼んでおります。

ナス科

ナス科の花は、花弁が根元でくっついている合弁花(ごうべんか)です。

ナス

写真:ナスの花

ナス科ナス属の一年生野菜・ナス

ナスは状態が良い場合、花は濃い紫色になり、花の中心にある雌しべが雄しべより長くなります。

つまり、上記画像の花はとても状態が良いと言えます。

ふふっ、収穫が楽しみです。

ナスは日本では一年草として育てられますが、原産地であるインドなどの熱帯では多年草です。

先述のエンドウや後述する野菜も本来は多年草なのですが、海外原産のため日本の気候には適応できず、多年草なのに一年以内に栽培を終えてしまいます。

ジャガイモ

ナス科ナス属の一年生野菜・ジャガイモ

ジャガイモの花は品種によって色が違います。

メークイーン

写真:ジャガイモ(メイクイーン)の花01

メークイーンの花は白と紫色が入り混じった小洒落た色合いをしております。

写真:ジャガイモ(メイクイーン)の花02

メークイーンの原品種名はMay Queen

クイーンの名の通り、襞襟(ひだえり)を纏った女王様のような出立です。

キタアカリ

写真:ジャガイモ(キタアカリ)の花

キタアカリの花は薄い紫色をしており、とても清楚な印象です。

中世のヨーロッパでジャガイモは「聖書に書かれていない植物」であったため、「悪魔の植物」というレッテルを貼られておりましたが、食糧危機に瀕した際に救荒食として普及するようになりました。

悪者にされたり救世主にされたりと、人間に振り回されてばかりのジャガイモですが、人間を裏切ることなく毎年美味しく育ってくれております。

ありがたい限りです。

トマト

写真:トマトの花

ナス科トマト属の一年生野菜・トマト

トマトの花色は黄色で、下向きに花を咲かせます。

なんとなーく、クリオネに見えるような見えないような。

トマトの色は赤やオレンジ、黄色や紫色と様々ですが、花の色はほとんどが黄色です。

トウガラシ、ピーマン、パプリカ

写真:パプリカとピーマンの花
トウガラシかピーマンかパプリカの花

ナス科トウガラシ属の一年生野菜・トウガラシ
ナス科トウガラシ属の一年生野菜・ピーマン
ナス科トウガラシ属の一年生野菜・パプリカ

ピーマンとパプリカはトウガラシの栽培品種であり、植物学上はトウガラシと同種の植物に分類されます。

我が家ではトウガラシの隣にピーマンを、ピーマンの隣にはパプリカを植えているのですが、葉っぱも花もそっくりなため、花が咲き始めてもどの野菜のものなのか???

育てている家族であれば分かると思うのですが、私には???

実が付いて判別できるようになりましたら、再度観察したいと思います。

ウリ科

ウリ科の花は黄色のものが多く、雄花と雌花に分かれております。

はじめに雄花が咲き始め、あとから雌花が咲き始めますが、雄花に比べて雌花の数は少ないです。

雄花と雌花はよく似ておりますが、花のうしろにある実の元となる膨らみの有無によって、どちらの花なのかが判断できます。

キュウリ

ウリ科キュウリ属の一年生野菜・キュウリ

一般的に雌しべに雄しべの花粉がつき受粉することで実ができますが、キュウリは受粉せずに実をつける単為結果性(たんいけっかせい)の野菜です。

つまり、雌花の数だけ実がなるのです。

雄花

写真:キュウリの雄花

茎からスッと伸びて花を咲かせるのが雄花です。

雌花

写真:キュウリの雌花

花の下の部分に、キュウリの元となる膨らみがあるのが雌花です。

カボチャ

ウリ科カボチャ属の一年生野菜・カボチャ

雄花

写真:カボチャの雄花

茎からスッと伸び、少し大きめの花を咲かせるのが雄花です。

雌花

写真:カボチャの雌花

花の下の部分に、カボチャの元となる膨らみがあるのが雌花です。

ズッキーニ

ウリ科カボチャ属の一年生野菜・ズッキーニ

ズッキーニは同じカボチャ属のカボチャとそっくりなお花を咲かせます。

雄花

写真:ズッキーニの雄花

茎からスッと伸び、少し大きめの花を咲かせるので雄花です。

雌花

写真:ズッキーニの雌花

花の下の部分に、ズッキーニの元となる膨らみがあるのが雌花です。

ズッキーニの受粉作業は毎年虫に手伝ってもらっているのですが、今年は虫がほとんどおらず、人の手で地道に受粉作業を行っております。

害虫はお断りですが、益虫まで居なくなるのは困ります。

写真:栗の花

樹齢100年近いらしい、我が家の木々の中でも最古参のブナ科クリ属の落葉高木・

栗の花にも雄花と雌花があります。

穂になって咲いているクリーム色の花が雄花で、雄花の根元にイガの元になる雌花が咲いております。

栗の木がとても高いため、残念ながら雌花まで近寄って撮影はできませんでした。

業務用の脚立を用意せねば。

まとめ

今回は「野菜の花」についてご紹介しました。

様々な野菜の花をご紹介いたしましたが、私が野菜の花の中で一番好きなのは、オクラの花です。

この度一緒にご紹介できればよかったのですが、春先に植えた苗が芳しくなく、改めて別の苗を植え直しましたので、お花が咲くのはもう少し先になりそうです。

写真:トウガラシかピーマンかパプリカの花

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