こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
前回に引き続き、今回も「TDK歴史みらい館」についてのお話です。
前回に比べて画像が少なめとなっておりますが、それは、私が色々と遊ぶのが楽しくて単純に撮り忘れてしまったからです。
みらいゾーン
館内には2つの常設展示ゾーンがあるのですが、今回はTDKのテクノロジーは未来をどう変えていくのか?私たちの未来はどう変わるのか?を体験しながら考えることができるみらいゾーンについてご紹介します。
みらいラボ
みらいラボではイベントやワークショップなどが定期的に開催されており、エレクトロニクスの楽しさを味わうことができます。
また、3Dプリンタや電子工作(電子部品や半導体素子と呼ばれる素子を使った工作のこと)で作られたキットを、実際に触って動かして楽しむ事ができるのですが、これがなかなかの面白さで、延々と遊んでしまいました。
ところで、みらいゾーンに入ると、感情を認識する人型のロボットでお馴染みのPepper(ペッパー)が出迎えてくれたのですが、私があやしい人物に見えたのか、不穏な視線を向けられてしまいました。
すぐに営業スマイルに切り替わりましたので、一応来館者として認められたと思います。
Pepper(ペッパー)は目の色で色々と感情を示すようで、コロコロと色が変わっておりました。
あれこれと会話をしてみたのですが、ちょっと皮肉屋さんな気がします。
エレクトロニクス/スピントロニクス
TDK歴史みらい館の展示の中で、一番頭を使うであろうこちらのコーナー。
ここでは電磁誘導の原理から、スピンという電子の特性を利用した最先端のエレクトロニクス技術であるスピントロニクスまでを体験学習できます。
このコーナーの面白さを言葉で説明するのは難しいのですが、私のように口癖が「実験♪実験♪」で好奇心旺盛の方は、心を奪われると思います。
スマートミラー
身の回りのあらゆるものがIoT(Internet of Things = モノのインターネットを意味し、家電製品・車・建物など、様々なモノをインターネットと繋ぐ技術)でつながり、AIを活用してより便利で健康的になる近未来。
その実現に不可欠な「センシング技術」をスマートミラーで体験できるのですが、このスマートミラーをのぞくと推定年齢や笑顔度、推定性別や心拍数を判別して、鏡に表示されるようになっております。
年齢や性別が違っていても気にしないでください、あくまでも推定ですから。
フューチャータウン2035
このコーナーでは、TDKが創業100周年を迎える2035年の未来の街の姿(IoTで街と家と自分の全てが繋がった快適な未来社会)を、ジオラマとCG映像で見ることができます。
再生可能なクリーンエネルギーや非接触給電システムが構築された街は、トヨタが開発している実験都市「ウーブン・シティ」のようです。
インタラクティブ マグネティック フィールド シアター by チームラボ
このコーナーでは、日本だけでなく世界で活躍中のウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」とコラボした体験型シアターを楽しむ事ができます。
ここでは実際には見ることのできない磁性を、宇宙・地球・電子の3つのテーマに分けて映像で表現しており、言葉で説明されても理解しづらい磁性の仕組みについて、巨大スクリーンに触れることで感覚的に知ることができます。
れきミラクイズ Time Challenge!
みらいゾーンの一角にあるれきミラクイズ Time Challenge!では、TDK歴史みらい館のマスコットである、れきちゃんとミラくんからクイズが出題されます。
床に投影されたクイズの解答を足で踏んで答える、頭も体も使うクイズなのですが、わたくし、全問正解いたしましたので記念品を頂くことができました。
館内の展示にはクイズのヒントがいっぱいありますので、記念品が欲しい方、じっくりと見学してみてください。
TDK ゲストハウス
TDK ゲストハウスは秋田ならではの新鮮な旬の素材を贅沢に使ったお料理が楽しめるレストランで、TDK歴史みらい館に隣接しており、目の前に広がる日本海の美しい眺望と共に美味しいお食事を楽しむことができます。
TDK歴史みらい館の受付でレストランを利用するかどうかの確認があり、利用すると伝えたところ、2時間待ちと言われました。
そんなに待てるかなと思ったのですが、TDK歴史みらい館の展示内容が思いのほか楽しく、あれこれと遊んでいるうちに、あっという間に時間が過ぎて行き、一通り楽しんだ頃にレストランからの呼び出しがありました。
私は休日のお昼少し前に訪れましたので2時間待ちとなりましたが、平日や早い時間の訪問であれば待ち時間は少ないと思います。
ちなみに、私はみらい丼を頂いたのですが、サーモンとアボガドに黄身ポン酢がとても良く合っており、美味しかったです。
まとめ
今回は「TDK歴史みらい館のみらいゾーン」についてご紹介しました。
TDK歴史みらい館を訪れて分かったのですが、TDKの製品は私達の生活の中にひっそりと、しかし確実に潜んでいるようです。
この機器にも、その機器にも、あの機器にも。
TDKが世に送り出す製品のお世話になる日々は、この先もずっと続くことでしょう。