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秋田県農業研修センター 生態系公園 – 第2温室

写真:秋田県農業研修センター 生態系公園 第2温室

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

前回に引き続き、秋田県農業研修センター「生態系公園」のお話です。

今回は第2温室に展示されている日本の西南暖地の植物をいくつかご紹介したいと思います。

秋田県農業研修センター 生態系公園 第2温室01
秋田県農業研修センター 生態系公園 第2温室02
目次

パフィオペディルム インシグネ

写真:パフィオペディルム・インシグネ

ラン科パフィオペディルム属の多年草・パフィオペディルム

パフィオペディルムは袋状の唇弁が特徴的な、不思議な花姿をしたランです。

インシグネは多くの交配品の親として知られている品種ですので、誰しも一度はインシグネの子孫に会ってるかもしれませんね。

クリスマスローズ

写真:クリスマスローズ01

キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草・クリスマスローズ

クリスマスローズは秋明菊鉄線クレマチスラナンキュラス・ゴールドコインミヤマオダマキ福寿草などの他のキンポウゲ科のお花と同様に花弁はなく、花弁に見えるものは萼(がく)です。

写真:クリスマスローズ02

オダマキさんよりも俯きが深いため、ご尊顔を拝見するのも一苦労です。

ビカクシダ

写真:ビカクシダ01

ウラボシ科ビカクシダ属の多年草・ビカクシダ

見た目はだいぶ違いますが、サルオガセモドキと同じ着生植物(土壌に根を下ろさずに他の植物や岩などに固着する植物)です。

写真:ビカクシダ02

迫力のある容姿とは裏腹に、暑さや寒さは苦手のようです。

エクメア ファスキアタ

写真:エクメア・ファスキアタ

パイナップル科サンゴアナナス属の多年草・エクメア

エクメアはロゼット状に展開する葉っぱや花苞が美しい観葉植物で、こちらも着生植物です。

ファスキアタは最も多く流通している品種で、中心にピンク色の苞(ほう)を伸ばし、その隙間からひょっこりと青紫色の花を咲かせます。

残念ながら、この日は花は咲いておりませんでした…。

ゴクラクチョウカ

写真:極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)

ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属の多年草・ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)

園芸では学名のカタカナ表記・ストレチア(属)ということもあります。

ゴクラクチョウカ属の中でも、鮮やかなオレンジ色の萼と青色の花弁を持ったスレチア・レギナエが最も良く知られた種で、ゴクラクチョウカの代表的な存在となっております。

どこぞのロックスターのような風貌ですね。

アンスリウム

写真:アンスリウム

サトイモ科アンスリウム属の多年草・アンスリウム

アンスリウムは、ハート型のお皿のような仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴的なお花です。

花は仏炎苞からピョコッと伸びている肉穂花序(にくすいかじょ)にポツポツと付くのですが、小さくて目立ちません。

しかし、大切に大切にお世話をし続けると花の部分が膨らみ種を実らせてくれます。

シンニンギア レウコトリカ

写真:断崖の女王(シンニギア・レウコトリカ)

イワタバコ科シンニンギア属の多年草・シンニンギア

シンニンギアは中央アメリカ及び南アメリカ原産の多年草です。

レウコトリカは、原産地では野生のものが崖の割れ目や岩棚にへばりつくように自生しており、日本では断崖の女王という名前で親しまれている種です。

シンニンギア レウコトリカは葉っぱの表面に細く柔らかい毛をたくさん纏っており、ビロードのような滑らかな手触りをしております。

初夏に咲く花はオレンジ色で筒状の形をしており、こちらももれなくモフモフの毛を纏っております。

さすが女王様、モフモフに抜かりがありません。

ハーデンベルギア

写真:ハーデンベルギア

マメ科ハーデンベルギア属の常緑低木・ハーデンベルギア

ハーデンベルギアは、花茎1cm程の小さな胡蝶蘭のような花を、連なるように穂状に咲かせます。

藤のような鮮やかな紫色の花が一般的ですが、白色やピンク色などの品種もあります。

気品があり洗練された花姿が私好みのお花ですが、冬の寒さには弱いため我が家では育てることが叶いません…無念。

キンカチャ

写真:金花茶

ツバキ科ツバキ属の常緑低木・キンカチャ(金花茶)

キンカチャは、椿としては珍しい鮮やかな黄色の花を咲かせ、花には芳香があります。

ホンコンドウダンツツジ

写真:ホンコンドウダンツツジ

ツツジ科ドウダンツツジ属の常緑低木・ホンコンドウダンツツジ

ホンコンドウダンツツジは、飴細工のような光沢と厚みのある釣鐘型の美しいお花を咲かせます。

暖地では常緑ですが、日本では半常緑または落葉です。

ドンベア ウォリッキー

写真:ドンベア ウォリッキー

アオイ科ドンベア属の常緑低木・ドンベア

ドンベアは秋から冬に花を咲かせるマダガスカル諸島原産の植物で、ウォリッキーは紫陽花を逆さまにしたような花姿で強い芳香のある品種です。

ドンベア ウォリッキーと言い、クリスマスローズと言い、ホンコンドウダンツツジと言い、うつむいて咲く花にはそれぞれの生存戦略があるようです。

カネノナルキ

写真:金のなる木

我が家の金のなる木よりも、とても大きく迫力のあるカネノナルキ(金のなる木)

測ってみましたら高さが1.5メートル程ありました。

まとめ

今回は秋田県農業研修センター「生態系公園」の第2温室に展示されている日本の西南暖地の植物をご紹介しました。

寒い時期にもお花を咲かせる植物を育てられる温かい地方にお住まいの方、羨ましい限りです。

本気で自宅に温室を作ろうかと思う、今日この頃です。

写真:秋田県農業研修センター 生態系公園 第2温室

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