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白いラベンダー「美郷雪華」が見られる、美郷町ラベンダー園

写真:美郷町ラベンダー園

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

先月のお話になるのですが、ラベンダー鑑賞のために訪れた「美郷町ラベンダー園」についてご紹介したいと思います。

目次

美郷町ラベンダー園とは?

写真:美郷町ラベンダー園

秋田県仙北郡美郷町にある美郷町ラベンダー園では1988年からラベンダーの栽培に取り組んでおり、1993年から一般公開されるようになりました。

園内では約2ヘクタールもの広大な畑に2万株ものラベンダーが栽培されております。

ラベンダーの生育状況によりますが、例年6月頃になりますと「ラベンダーまつり」が開催され、ラベンダーグッズの販売や各種グルメの出店、ラベンダーの摘み取り体験などを楽しむことができます。

私が訪れた日はお天気がとても良かったせいか、すでに既存の駐車場は満車となっており、園に隣接している芝生の広場が臨時の駐車場として使用されておりました。

写真:美郷町ラベンダー園の駐車場

美郷町ラベンダー園

[以下は2024年度の情報になります]

2024年度の開園期間6月8日(土)~6月30日(日)、9:00~17:00
(ラベンダーの摘み取りは10:00~16:30)
料金無料
住所美郷町千屋字大台野1-4
お問い合わせ0187-85-3131(大台野広場管理棟。冬期間は閉鎖)
アクセスJR大曲駅から車で約30分、JR大曲駅から観光シェアタクシー「ミズモシャトル」で約30分
駐車場大台野広場駐車場(無料)

美郷町ラベンダー園で栽培されている品種

美郷町ラベンダー園では様々な品種のラベンダーが栽培されております。

アングスティフォリア系のラベンダー

アングスティフォリア系のラベンダー(別名:イングリッシュラベンダー)は、香料の原料にもよく使われるほど香りの強い花穂が特徴のラベンダーです。

耐寒性はあるのですが、高温多湿の日本の夏は苦手です。

濃紫早咲

写真:濃紫早咲(美郷町ラベンダー園)

濃紫早咲(のうしはやざき)は丈夫で枝振りが短く濃い紫色をしており、鑑賞期間が長い品種です。

ナナ成沢

写真:ナナ成沢(美郷町ラベンダー園)

ナナ成沢(ナリサワ)は平成10年ぐらいに創生された国産品種で、濃紫早咲の長穂選抜種といわれております。

オカムラサキ

写真:オカムラサキ(美郷町ラベンダー園)

オカムラサキは枝振りが大きく香りも良いのですが、成長はやや遅く、茎も曲がりやすい品種です。

サキガケ

写真:サキガケ(美郷町ラベンダー園)

サキガケは濃紫早咲よりも早く開花する、淡いライトブルーが特徴の品種です。

美郷雪華

写真:美郷雪華(美郷町ラベンダー園)

美郷雪華(みさとせっか)は秋田県美郷町のオリジナル品種の白色ラベンダーで、ラベンダー特有の爽やかさと甘い香りが印象的な品種です。

名前には「美郷町の初夏に美しい雪の結晶(雪華)が見られるように」という思いが込められております。

2005年に園内の「サキガケ」の一部に白っぽい花が見つかり、この花の増殖を試みたところ、白色のお花を継続して咲かせることができたため、2013年に品種登録されました。

写真:美郷雪華(美郷町ラベンダー園)

なお、この美郷雪華から真空低温抽出法で抽出したフローラルウォーターを主原料としたルームフレグランスが販売されているのですが、とても爽やかな香りがしますので、梅雨時期で気が晴れない時もこの香りに癒されております。

写真:美郷雪華ルームフレグランス

ラバンディン系のラベンダー

ラバンディン系のラベンダーは、アングスティフォリア系と耐暑性があって丈夫な原種ラベンダー「スパイクラベンダー」の交雑種で、花穂が長く、一度にたくさんのお花を咲かせます。

高温多湿には強いので、日本の暖地でも育てやすくなっております。

ラバンディン

写真:ラバンディン(美郷町ラベンダー園)

ラバンディンは薄い紫色ですっきりとした香りが特徴となっており、美郷町ラベンダー園内では一番遅くに開花する品種です。

スーパーセビリアンブルー

写真:スーパーセビリアンブルー(美郷町ラベンダー園)

スーパーセビリアンブルーは成長が早く、耐暑性・耐寒性に優れている遅咲きの品種です。

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写真:美郷町ラベンダー園

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