こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「緑のざる中華 – 秋田麺遊会編」についてのお話です。
以前ご紹介した林泉堂に続いて、今回は秋田麺遊会の緑のざる中華をご紹介します。
緑のざる中華とは
はじめに、ざる中華とは、中華麺を茹でて冷やしたものを麺つゆに付けて食べる料理で、秋田をはじめとする東北地方の夏の定番料理となっております。
つまり、ざる蕎麦の中華麺バージョンです。
普通の中華麺は黄色ですが、秋田では緑色の中華麺が販売されており、これが緑のざる中華となります。
緑色を出す原料は製造会社によって様々で、ギバサ・ワカメ・ホウレンソウ・モロヘイヤなどが使われております。
今回は、ワカメを使っている秋田麺遊会の緑のざる中華をご紹介します。
秋田麺遊会の緑のざる中華
秋田麺遊会の緑のざる中華は秋田県男鹿市の食品メーカー「八郎めん」が製造しており、麺の緑色を出す原料はワカメです。
ワカメの粉末が練り込まれており茹でると辺り一帯に磯の香りが広がりますので、同じ海藻であるギバサを練り込んだ中華麺に比べると、とても濃い磯の香りがします。
下記画像ではくすんだ色味となっておりますが、実際は鮮やかな緑色をしております。
モチモチでツルツルの麺は本醸造醤油とかつおエキスのタレに付けて頂きます。
タレは甘い味付けが好きな秋田県人に合わせて甘めの味付けで、少しトロミが感じられます。
秋田麺遊会に限らず、緑のざる中華に付随するタレは甘めのものが定番です。
我が家では畑で採れたネギ、青じそ、ミョウガなどを薬味とする他、ワサビやショウガ、海苔なども使用して様々な味付けを楽しんでおります。
ちなみに、私は甘めの味付けが苦手ですので、ワサビやショウガは必須でございます。
八郎めんとは
「秋田の夏の大定番!八郎めんの冷やし中華」の時にもご紹介したのですが、八郎めん(はちろうめん)とは麺製品全般を販売している秋田県男鹿市の食品メーカーで、緑のざる中華の他に、冷やし中華やラーメンなども販売しております。
まとめ
今回は「緑のざる中華 – 秋田麺遊会編」についてご紹介しました。
毎年、ゴールデンウィークを過ぎた辺りから夏の終わりまで、我が家の冷蔵庫には緑のざる中華が常駐するようになります。
我が家では一夏で一体何回食べるのか?
来年あたり数えてみようと思います。