こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「冬囲い(ふゆがこい)」についてのお話です。
雪が降らない地方では馴染みがないとは思いますが、雪が降り積もる地方には欠かせない冬囲い。
冬囲いは、庭に植えてある樹木を積雪から保護することを目的としております。
我が家では毎年11月下旬頃に、冬囲いの作業を行います。
庭にある全ての樹木を冬囲いするわけではなく、雪の重みで折れてしまいそうな枝や、押し潰されてしまいそうな木々などに冬囲いを施します。
冬囲いの方法は、樹木の高さや大きさによって様々です。
高さや大きさのある樹木は、真ん中に高い支柱を立て、その頭頂部より何本かの吊り縄によって枝を吊ります。
こうすると、雪が降り積もった時に吊り縄が枝を支え、雪の重さから樹木を守ってくれます。
ナンテンなどの枝の細い樹木などは、ネットや筵(むしろ)で全体を覆います。
紅紫檀などの低木は、板で全体を囲います。
板で囲むことによって、雪の重さで樹木が潰れないようにします。
庭の樹木の冬囲いを行い、屋外にて育てられていた植物を屋内へ移動したならば、やって来ましたよ、冬本番!
先週末の秋田は寒かった…。
これから雪がどんどん降り積もれば、お庭の樹木は雪にすっぽりと覆われてしまいます。
冬囲いを施さなければ、春に樹木の痛ましい姿を目にしかねませんので、雪国において冬囲いは必須なのです。
ちなみに、家屋などの建物を積雪から保護するために囲うことは「雪囲い(ゆきがこい)」と言います。
我が家でも、屋根から落ちてきた雪で窓などが壊されてしまうのを防ぐために、家の一部に雪囲いを施しております。
さて、家屋と植物達の冬越しの準備は整いましたが、私の冬に向けての心の準備はまだ整っておりません。
目の前に銀世界が広がろうとも、寒さで朝起きるのが億劫になろうとも、吐く息が白くなろうとも、認めたくないんですよね、冬が来たって事を。
人間も、動物や植物のように冬眠・休眠できれば良いのに…。