こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「春の花々」についてのお話です。
私が住んでいる地域は今冬、雪国とは思えないほど暖かい日が続いていたのですが、3月に入ってから雪が降り積もったり気温が低くなったりと、これから冬が始まるかのようなお天気となりました。
これでは植物たちが春の訪れを感じられないのではないかと心配しておりましたが、時期が来ましたら、みなさま軽やかに咲き揃ってくれました。
フクジュソウ
キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草・フクジュソウ(福寿草)。
毎春開花したフクジュソウを見て思うのですが、刺身の盛り合わせに彩りを加える飾り花(通称:刺身タンポポ)に見えるのは私だけでしょうか。
クロッカス
春先に、花壇に見慣れぬお花が咲いているの発見しました。
……どちら様???
我が家で育てている憶えはない、こちらのお花はアヤメ科クロッカス属の多年草・クロッカス。
このクロッカスが咲いた場所は、以前知人から頂いたユリが育つ場所なのですが、どうやらユリと一緒に我が家にやって来て、3年目の今春、満を持しての開花となったようです。
昨年葉っぱを見た時は雑草と思い処分を検討しておりましたが、思いとどまって良かった良かった。
キクザキイチゲ
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草・キクザキイチゲ(菊咲一華)。
キクザキイチゲは春先に、花芽だけをポッと地上に出して真っ白いお花を咲かせます。
ですので、最初は少しさみしい印象を受けるのですが、
3〜4日後には黄緑色の葉っぱが茂るようになり、目覚めたばかりの春の庭を明るく彩ってくれます。
スイセン
ヒガンバナ科スイセン属の多年草・ミニスイセン。
草丈10〜13cmの黄色いお花を咲かせるミニ水仙の学名は「Narcissus cyclamineus cv. Tete a tete」というのですが、様々なカタカナ表記があり、テータテートやティタテイトなどと呼ばれております。
テータテートが一番聞き馴染みがあるのですが、取扱量・取扱金額ともに日本国内最大の花卉(かき)卸売である大田花き(おおたかき)では「テタテタ」の名で流通しているとのこと。
益々ややこしい。
ヒマラヤユキノシタ
ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属の多年草・ヒマラヤユキノシタ。
ヒマラヤユキノシタは花期がとても長く、日陰になっている場所では1ヶ月以上咲き続けてくれる場合もあります。
咲き初めは薄いピンク色をしているのですが(上記画像)、1週間もすると花は濃いピンク色に、茎は赤茶色に変化していきます。
レンギョウ
モクセイ科レンギョウ属の落葉低木・レンギョウ(連翹)。
香りのある花を持つキンモクセイやジャスミンと同じモクセイ科ですが、レンギョウの花に香りはありません。
ウメ
バラ科サクラ属の落葉高木・ウメ(梅)。
ウメは他の花にさきがけて咲くことから、花の兄(花兄・かけい)や春告草(はるつげぐさ)と言った別名があります。
他にも、花魁(かかい)、風待草(かざまちぐさ)、玉骨(ぎょっこつ)、好文木(こうぶんぼく)、雪中君子(せっちゅうくんし)等々、様々な名前を持っております。
どこぞの工作員のようですね。
ところで、庭のお花や木を撮影しようと庭石にあがったところ、雪庇のように溜まりに溜まっていた苔に足を取られてしまい、滑ってずり落ちてしまいました。
苔をあなどってはいけません。
まとめ
今回は「春の花々」についてご紹介しました。
前回の記事にて、昨年の秋からどっさりと溜め込んでいた写真と原稿をさばき切ることができ、やっと現在に追いつきました。
やはり記録はこまめに書き留めねば、後が辛いですね。