こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「春の花々」についてのお話です。
私が住んでいる地域は引き続き温かい日々が続いておりますので、蕾が付いたと思ったら、あっという間に開花を迎えております。
キンメキャラボク
イチイ科イチイ属の常緑低木・キンメキャラボク(金芽伽羅木)。
通称キンキャラのキンメキャラボクはキャラボクの園芸品種で、葉の色が鮮やかな黄色をしており特に新芽の黄色がとても美しく、また生育が遅いために管理がしやすい庭木です。
春には黄金色の新芽が樹木全体を覆いますので、お庭がとても華やかに彩られます。
キャラボクはイチイの変種とされ、幹が直立するイチイと違って、根元付近で分岐して横に広がる性質があります。
ちなみに、イチイの新芽は黄緑色をしております(下記画像参照)。
タンチョウソウ
ユキノシタ科イワヤツデ属の多年草・タンチョウソウ(丹頂草)。
何かに似ている…と、しばらく眺めていたところ、同じユキノシタ科のヒマラヤユキノシタに似ていることに気が付きました。
今更ではありますが。
雪解け後に現れた姿がただの腐った葉っぱに見えてしまい、危うく排除してしまうところでした。
危ない危ない。
ミヤマオダマキ
キンポウゲ科オダマキ属の多年草(山野草)・ミヤマオダマキ。
咲き初めは伏し目がちなオダマキさんですが、徐々に面をあげるようになります。
伏し目がちな姿から可憐な印象を受けますが、とーっても生命力が強いお花で、じわじわと陣地を広げていっております。
ボケ
バラ科ボケ属の落葉低木・ボケ(木瓜)。
ボケの樹高はそれほど高くはないのですが、鮮やかな朱色のお花のおかげで存在感は抜群です。
カウスリップ
サクラソウ科サクラソウ属の多年草・カウスリップ。
和名は黄花九輪桜(キバナノクリンザクラ)です。
年々勢力を増すハイキンポウゲに飲み込まれてしまい存在感が薄れておりましたので、お引っ越しをしました。
定期的に植え直しをすると丈夫に育つようですので、丁度良かったです。
セイヨウワサビ
アブラナ科セイヨウワサビ属の多年草・セイヨウワサビ(西洋山葵)。
セイヨウワサビはホースラディッシュとも呼ばれておりますが、我が家では山ワサビと呼んでおります。
一般的に知られているワサビはアブラナ科ワサビ属の植物で、セイヨウワサビと区別するために本わさびと呼ぶこともあります。
本わさびは茎がほんのり緑色をしており、すりおろした時も緑色ですが、山ワサビは茎は白っぽく、すりおろした時も白っぽくて、ニンニクをすりおろしたものに似ております。
我が家の敷地の境界線となる用水路の川べりにて、数年前からひっそりと育っているのですが、どうやら年々増えていっているようです。
試しに一つ採って、すってみたのですが…。
めちゃくちゃツンっとしており、思わずむせてしまいました。
山ワサビは本ワサビ程辛みは強くないとされておりますが、個体差はあると思います。
タチツボスミレ
スミレ科スミレ属の多年草・タチツボスミレ。
タチツボスミレは日本全国どこにでも普通に見られるお花で、我が家の敷地内でも、そんじゃそこらに生えております。
キクザキイチゲ、スズラン、コルチカムといった毒持ち植物が勢揃いしている場所でも、悠然と育っております。
可憐な姿とは裏腹に、神経は図太いようです。
獣の足跡とツバメ
一通り耕し終わりまっさらとなった春の畑に、毎年必ず刻まれるのが獣の足跡です。
大きさからして、カモシカかな。
偵察にでも来たのでしょうか、やなかんじー!
こちらは上空から辺りを偵察中のツバメです。
野生動物も野鳥も、活発に動き出している今日この頃です。
まとめ
今回は「春の花々」についてご紹介しました。
この時期はお庭や花壇のあちらこちらで、絶え間なくお花の芽が出てきますので、雑草と間違えて排除してしまわぬよう、細心の注意を払いたいと思います。