こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「秋の花々」についてのお話です。
昨秋のお話ですが、備忘録がてら記したいと思います。
一昨年に引き続き、猛暑の影響か全体的に控えめな咲き方をしておりましたが、皆様、美しく咲いてくれました。
コルチカム
イヌサフラン科コルチカム属の多年草・コルチカム。
コルチカムは葉と花が別々に姿を現す植物で、葉は春に現れて、花は秋に気温が低下すると現れます(下記画像参照)。
葉がないと寂しいと思われるかもしれませんが、コルチカムはとても鮮やかな藤色をしておりますので、その心配は無用です。
シュウメイギク
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草・シュウメイギク(秋明菊)。
我が家では100種類以上の植物を育てておりますが、その中でもシュウメイギクは、家族が間違えずに名前を憶えている数少ないお花の一つです。
100種類以上もありますと「あれの隣に咲く花」とか、「春にあそこに咲く花」のように、物凄くざっくりとした憶え方をしている場合が多く、正しく憶えている方が少ないかも……。
私がこのブログを始めようと思ったきっかけの一つは、毎年繰り返されるこの不毛な「あのお花の名前、何だっけ?」問題を解決するためでもあります。
家族の憶えが良いシュウメイギクではありますが、残念な事に年々その数を減らしております。
昨年は周囲の雑草とホオズキを徹底的に排除し、日当たりも確保、肥料も適度に与え、今年は大丈夫!と意気込んでいたのですが成果は得られず。
なぜだ。
ダリア
キク科ダリア属の多年草・ダリア。
昨年、家族が呆れる程の高めの畝を作ってしまったわけですが、そのおかげでダリアをはじめとする花々は長雨による水の被害をほとんど受けずに、伸び伸びと育ってくれました。
自分で自分を褒めてあげたいと思います、えっへん。
しかし、前例を作ってしまいましたので、今年も畝を高めにしなければならないかと思うと……、要相談です。
ヤーコン
キク科スマランサス属の多年草・ヤーコン。
ヤーコンは南米のアンデスが原産の根菜で、畑の梨と呼ばれるくらい生で食べるとシャキシャキとした食感をしております。
ヤーコンの苗は春先に植えるのですが、向日葵のような濃い黄色のお花を咲かせるのはお盆過ぎと、結構時間が経ってからの開花となります。
一昨年は長引く雨の影響で3本のうち2本が萎れてしまったのですが、昨年は3本とも元気に育ってくれました。
シソの穂
シソ科シソ属の一年生植物・シソ(紫蘇)。
食用となるシソには赤ジソとその変種である青ジソがあり、青ジソは大葉とも呼ばれます。
青ジソを「シソ」と呼ぶか、それとも「大葉」と呼ぶかは地域によって割合は異なりますが、全体的には「大葉」の方が優勢のようです。
ちなみに我が家では……、半々くらいかな?
シソは毎年こぼれ種から勝手に発芽し、気が付けば畑の至る所で成長を始めます。
我が家ではその中から丈夫そうな個体を選んで育て、葉っぱを収穫するのですが、穂は特に何をするわけでもなく。
塩漬けや醤油漬け、味噌漬けや佃煮等、様々な活用方法がありますので、今年あたり挑戦してみようと思います。
生き物
我が家の周りには畑や田んぼ、雑木林が広がっておりますので、常日頃から様々な昆虫を見かけるのですが、敷地内で見かけることはあっても、家の中に迷い込んでくる事はほとんどありません。
しかし昨秋は、カマキリとアオモンイトトンボが何度か迷い込んできておりました。
カマキリ
カマキリ目の昆虫・カマキリ。
現在、世界には2,000種以上のカマキリが生息しており、日本国内では約10種以上のカマキリが観察されています。
私は昆虫に詳しくありませんので定かではありませんが、全長が7cm以上のカマキリは、オオカマキリとチョウセンカマキリしかいませんので、そのどちらかと思います。
縁側にて発見したのですが、カマキリは草原のヒットマンや暗殺者、ハンターなどの異名を持っておりますので、いつ攻撃を仕掛けてくるのかとドキドキしておりましたが、こちらをじーっと見つめるばかりで微動だにせず。
以前見かけた、飛べないバッタ・フキバッタやオンブバッタに続き、カマキリも私の存在など気にも留めない様子。
やはり、わたくしはナメられているのでしょうか……。
アオモンイトトンボ
イトトンボ科アオモンイトトンボ属の昆虫・アオモンイトトンボ。
イトトンボは基本的に水辺に生息する生き物なのですが、一昨年から我が家の縁側に迷い込んでくるようになりました。
以前見かけたアオモンイトトンボと同個体であるかは分かりませんが、君たち、縁側好きなの?
まとめ
今回は「初秋の花々 – コルチカム・シュウメイギク・ダリア・ヤーコン、シソの穂」についてご紹介しました。
一昨年に続いて昨年も、夏以降に開花した花々は全体的に花数が少なかったように思えます。
何とかしたいのですが、太陽の威力には勝てませぬ。
……でも、負けたくない。