こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「夏の花々」についてのお話です。
私の住む地域も昨日から梅雨入りしましたが、曇天雨天であっても、花々はたくましく咲き続けてくれております。
ムラサキツユクサ
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草・ムラサキツユクサ(紫露草)。
ムラサキツユクサはこぼれ種で増えるほど生命力が強いので、 本体の周りからもポッポポッポと芽が出てきております。
一つ一つのお花は基本的にはお昼頃には萎んでしまいますが、花数は多いので長い間楽しむことができます。
紫色のムラサキツユクサに混じって赤紫色のムラサキツユクサが咲いておりました。
ムラサキツユクサは交雑しやすいので、後述する濃いピンク色のムラサキツユクサの影響を受けたかもしれませんね。
濃いピンク色のムラサキツユクサはとても目立つお花なのですが、毎年お花が咲く頃になると、お隣のアジサイの葉っぱが覆いかぶさるように生い茂ってしまい、せっかくの見頃が台無しになってしまっております。
アジサイは毎年とことん剪定をするのですが、翌年にはそんなのお構いなしに旺盛に育ちます。
このままでは埒が明きませんので、お引っ越しを検討しております。
イベリス
アブラナ科マガリバナ属の多年草(一年草)・イベリス。
イベリスには一年草と多年草がありますが、我が家で育てているイベリスは多年草です。
昨年購入した上記画像の品種名ピンクアイスは、咲き始めは淡いピンク色をしているのですが、咲き進むにしたがってピンク色が濃くなっていきます。
白いイベリスの隣に植えましたので咲き揃うのを楽しみしておりましたが、ピンクアイスの方が遅くに咲きますので、残念ながら咲き揃うことはないようです。
イベリスはジワジワと増えていきますので、末長く楽しみたいと思います。
カラー
サトイモ科オランダカイウ属の多年草・カラー。
春先に芽がニョキニョキと生えてきていたカラーが、立派に育ってくれました。
カラーはすらりとした花姿がとても優美なお花です。
1枚の花弁がクルリと巻かれたように見えますが、これは仏炎苞(ぶつえんほう)と言われる萼(がく)が変化したもので、花弁ではありません。
花は仏炎苞に囲まれた中央にある穂状のものです。
10年以上分球で数を増やしてまいりましので、これからも増やし続けていきたいと思います。
サツキ
ツツジ科ツツジ属の常緑低木・サツキ。
1週間程前から庭のツツジのお隣の木に、ポツポツとお花が咲き始めました。
花はツツジより小さめで、おしべの数は5本、葉っぱには光沢がある、といった特徴が見られるこちらのお花。
どう見ても、サツキですよね…。
この木の葉っぱを見た時にサツキかなとは思ったのですが、ツツジの開花が終わっても蕾らしきものが見当たりませんでしたので、サツキじゃないのね、という結論に至りました。
ところが先週の始め頃から、蕾らしきピンク色がチラホラと見え始めたではありませんか。
これまで、何となーくでしかお庭を見ていなかったため、ツツジもサツキも一緒くたにしておりました。
反省。
一斉に咲き揃うツツジとは違ってサツキはパラパラと咲き進みますので、のんびりとお花を楽しめそうです。
ラズベリー
バラ科キイチゴ属の低木果樹・ラズベリー。
ラズベリーは初夏に一重の可憐なお花を咲かせ、花後に赤色・黄色・紫色などの果実が生ります。
ブルーベリーも同じベリーではありますが、科や属が異なると、お花も随分変わるものですね。
ラズベリーはとても強い性質で耐暑性も耐寒性も抜群のうえ、ほとんど無農薬で作れる優れものです。
無類のベリー好きの私としては、ブルーベリーの次にはラズベリーが控えているかと思うと、胸の高鳴りが止まりません。
ふふふっ。
2022年8月30日追記
こちらのお花、ラズベリーのお花とご紹介しましたが、それはハハの思い込みによるもので、正確にはブラックベリーのお花でございました。
詳しくは以下のブログをご覧頂ければ幸いです。
まったく、もう…。
まとめ
今回は「初夏の花々」についてご紹介しました。
ブルーベリーの実が枝もたわわになってきましたので、そろそろ鳥害対策として防鳥ネットでも仕込もうかと思っております。
きっとカラスが食べにくるに違いない!おのれ、カラスめっ!
と、ブルーベリーを狙う野鳥を調べておりましたら、いの一番に名前が挙がったのは、まさかのヒヨドリ。
えっ!?ヒヨドリ!?
ヒヨドリって、現在我が家の庭にあるユズリハの木に巣を作り、せっせと子育てをしている、あのヒヨドリ!?
近くにブルーベリーの木があると知っての巣作りでしたのね。
恩を仇で返されるのでしょうか…。