こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「キジバト」についてのお話です。
先週、稲刈りを終えた田んぼに番(つがい)でやって来たキジバト。
見晴らしが良くなった田んぼで餌や落ちている米を見つけては、せっせと掻い摘んでおりました。
キジバトとは
ハト科キジバト属の留鳥・キジバト。
キジバトは別名ヤマバトとも呼ばれており、全長は約33cm、青と白の縞模様の首と黒と赤褐色の鱗状の羽が特徴的な鳥です。
一見地味な印象を受けますが、オレンジ色のクリッとしたお目々が可愛らしい鳥です。
雄のさえずり声はとても特徴的で「デーデーポッポー デーデーポッポー」と鳴きます。
結構な重低音で繰り返し鳴きますので、とても耳に残ります。
キジバトは雑食性ですので果実や種子を主に食べるのですが、昆虫類なども食べます。
稲刈りを終えた田んぼは良き餌場のようで、一心不乱に漁っておりました。
ローラー作戦のごとく、田んぼの端から端まで片っ端から藁に頭を突っ込んでは、餌を口に運ぶキジバト。
お食事の時間は、田んぼにアオサギがやって来るまで続きました。
ところで、日本で言う「おしどり夫婦」の意味で、ヨーロッパでは「2羽のキジバト」が使われるほど、年がら年中番でいることが多いキジバト。
仲良く一生添い遂げるかと思いきや、繁殖がうまくいかなかった場合は、すぐに番を解消するそうです。
オシドリも毎年ペアを変える鳥として有名ですが、キジバトはそれより短いかも…。
まとめ
今回は「キジバト」についてご紹介しました。
キジバトは我が家の庭にあるイチイの木(下記ブログ参照)がお気に入りのようで、時々やってきては木の上をズボズボとはまりながら歩いているのですが、…何がしたいのかは不明です。
ちなみに、公園などで群がっているハトポッポは、ドバト(外来種:カワラバト)と言い、飼育用のハトが野生化したもので、日本の自然種ではありません。