こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「苦境に立たされる野菜たち」についてのお話です。
前回のブログでご紹介した我が家で育てている夏野菜ですが、梅雨時期で雨の日が多かったとはいえ合間合間に晴れの日がありましたので、収穫は順調に進んでおりました。
そう、7月の前半までは…。
私が住んでいる地域は7月の中旬頃から雨の日が続き、そこに記録的な大雨が加わり、さらに大雨が去って梅雨が明けたと思ったら、今度は連日の真夏日。
急激な天気の変化に野菜たちの体力と我慢も限界に達したようで、ここに来て戦線離脱するものがジワジワと増えてきております。
ヤーコン
3本のうち、2本が萎れてしまったヤーコン。
ヤーコンは畑の梨と呼ばれるくらい生で食べるとシャキシャキとした食感をしており、食感命の私のお気に入りの野菜なのですが、このような姿になってしまいました。
…悲し過ぎます。
キュウリ
キュウリは元々足の早い野菜なのですが、家族曰く、お花が咲かなくなってしまったから、間も無く終了するだろうとのこと。
しかし、終了宣言が出てからもぼちぼち収穫できております…、まさかの復活!?
ズッキーニ
ズッキーニはすでに2本が離脱してしまいました。
少し離れた場所で育っている株は今のところ元気ですので、こちらに期待したいと思います。
パプリカ
パプリカも、2本萎れてしまいました。
残りの2本に頑張ってもらうため、過度なプレッシャーがかからぬよう、今は遠くから見つめるに止めております。
パプリカ大好き人間としては、パプリカの離脱が一番ショックでございます。
オレガノ
驚異的な繁殖力のオレガノの生長も停滞気味です。
オレガノに限らず乾燥組のハーブ類は元気がなく、タイムにいたっては枯れかかっております、いや、すでに枯れたかも…。
バジル以外の湿潤組のハーブ類の生長は順調だったのですが、連日の真夏日のせいかパセリが1本枯れてしまいました。
もう1本も風前の灯です。
バジルは長雨・大雨の時は多湿過ぎて全く元気がなかったのですが、好天が続くようになるとエンジンが全開となり青々と繁り始めました。
今年はバジルソース作りを諦めていたのですが、何とかなるかも!?
ダリア
元気がなくなったのは野菜だけではありません。
ダリアもご覧の通りの有り様です。
この場所は保水力の高い土を使用しているのですが、連日の大雨のせいで常に水浸しになってしまい、球根が腐ってしまいました。
他の場所で育っているダリアは無事でしたので、そちらを大切に育てていきたいと思います。
マリーゴールド
マリーゴールドも一部が枯れてしまいました。
マリーゴールドは乾燥には強いのですが多湿には弱く、連日の雨にとうとう力尽きてしまったようです。
害獣による被害
それは1週間程前のこと、順調に生育し、あとは収穫を待つばかりの我が家のトマトに忍び寄る魔の手が…。
はい、そうです。
ご覧の通り、害獣に食べられてしまいました。
辺りに残された足跡の大きさから察するに、ハクビシンかアナグマかタヌキか…。
収穫間近の赤く熟した美味しい美味しいトマトに狙いを定め、奴らは1つ、また1つと手を伸ばしては、食い散らかして去って行くのです。
キーッ!!!!!憎たらしい!!!!!
害獣が侵入できないよう対策は施していたのですが、網が破られた跡がありました。
キーッ!!!!!憎たらしい!!!!!
侵入できないよう網をグルグル巻きにして囲ってしまおうかと考えていたところ、ハハが何やら怪しい赤褐色の液体を携えて畑へやって来ました。
木酢液を使えば良いのよ♪
木酢液???
木酢液(もくさくえき)とは、木炭を作る際に発生する水蒸気を冷やして液体にしたもので、焚き火の煙のような匂いがします。
個性的な独特の香り=「くっさーい!」匂いですが、これが野生動物にとっては山火事の匂いに思えるようで、虫除けや害獣よけの効果があります。
試しにトマトの苗の下に敷いてあるビニールマルチに木酢液を振りかけて、一晩様子を見たところ…。
被害ゼロ!
おおっ、素晴らしい!
前日の匂いが少し残っておりましたので、次の日は木酢液を振りかけなかったところ…。
はい、食べられました(笑)
ということで、木酢液は毎日振りかけるようにしております。
それからというもの、これといった被害もなく昨日までは平和な日々が続いていたのですが、昨晩久しぶりに被害に遭ってしまいました。
網をかいくぐって侵入したようなので、その箇所は目の細かい網を張り直したのですが、もしや匂いに慣れてしまったのか!?
一定期間被害がなかったところをみるに、木酢液の効果はある程度はありそうですので、今しばらく様子を見たいと思います。
素晴らしい効果を発揮してくれた木酢液ですが、風下に立ってしまいますと「くっさーい!」匂いが染み付いてしまいますので、振りかける際は立ち位置に注意が必要です。
匂いの強烈さが分からなかった初日、私はずっと自分が臭くてイヤでした…、くちゃい!
まとめ
今回は「苦境に立たされる野菜たち」についてご紹介しました。
他にも戦線離脱しそうな野菜があり、ナスやトマトも何本かは萎れてしまい、サトイモの生長もイマイチ。
サトイモの葉っぱはお盆にお仏壇とお墓に供える飲食(おんじき)の器として利用しているのですが、今年は無理そうです。
屋内での水耕栽培でもない限り野菜作りは天候に左右されるのが常ですが、今年はその影響が近年では一番大きいように感じます。
一生懸命野菜を育ているのは私ではなく家族なのですが、夏野菜大好き人間としては凹みますわ…。