- 当サイトは広告を掲載しています -

親に子に孫もいる!サトイモは野菜界一の大家族 !?

写真:サトイモ

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「サトイモ」についてのお話です。

目次

サトイモとは

写真:サトイモ

サトイモ科サトイモ属の根菜・サトイモ(里芋)

サトイモの原産地は今のところ東南アジア説が有力で、日本への渡来時期ははっきりとしませんが、稲作よりも前の縄文時代に伝わったとされております。

ジャガイモやサツマイモが食べられるようになったのは江戸時代のことですが、サトイモは記録として最も古いものが万葉集にある、とても歴史のある根菜です。

サトイモは芋類の中でも特にカロリーが低く、高血圧やむくみの予防に効果のあるカリウムが豊富に含まれております。

また、サトイモといえば特有のぬめりが特長ですが、このぬめりには水溶性食物繊維のガラクタンという栄養成分が含まれており、腸内環境を整える整腸作用があります。

サトイモに含まれる栄養素を聞いただけで、何だか健康になった気分になります。

日本には数種類のサトイモの品種があるのですが、品種に応じて旬の時期は微妙に異なります。

我が家で育てているのは最も一般的な土垂(どだれ)という品種で、10〜11月に収穫の最盛期を迎えます。

我が家ではこの土垂の種芋の植え付けを、毎年4月下旬に行います。

今年も順調に育ったようで、種芋からポンポンと芽を出してはグングンと育ち、夏の終わり頃にはトトロの傘のような葉っぱができ上がっておりました。

写真:サトイモの葉っぱ
9月上旬のサトイモの葉っぱ

この立派な葉っぱを有効活用すべく、我が家ではお盆にお仏壇とお墓に供える飲食(おんじき)の器として利用しております。

サトイモの可食部は地中にでき、種芋から成長した茎の下部が肥大して親芋となり、その親芋の周りを囲むように子芋が生え、さらに子芋から孫芋が生えます。

このようなことからサトイモは、豊作や子孫繁栄の象徴ともされております。

土垂は親芋が一番大きいのですが、子芋、孫芋が作られる過程で栄養を持っていかれ固くなってしまいますので、我が家では食べません。

ただ、この固い親芋を好んで食べる人もおります。

品種によっては、親芋も子芋や孫芋と同じように食べるものもあります。

写真:サトイモの親芋
親芋

土垂は子芋を主に食べる品種です。

子芋は孫芋が周りにあまり生えていなければ孫芋とほぼ変わりませんが、孫芋がたくさん生えていると少し固くなってしまいます。

写真:サトイモの子芋
子芋

孫芋の数はそれほど多くはありませんが、とても柔らかいため人気があります。

写真:サトイモの孫芋
孫芋
写真:収穫したてのサトイモ
収穫したサトイモ

サトイモを使った料理

土垂は特有のぬめりがあり、肉質も粘りがあるため煮崩れしにくいのが特徴です。

サトイモとベーコンの炒め物

写真:サトイモとベーコンの炒め物

サトイモは味にクセがありませんので、和風料理だけでなく様々な味付けを楽しむことができます。

特にベーコンとの相性は抜群で、孫芋のサイズも相まってお箸が進む進む進む!

もはや枝豆感覚です。

孫芋は小さい分皮むきは難儀でございますが、美味しいので良しとします。

豚汁

写真:豚汁

我が家では通常豚汁に入れる芋類はサツマイモなのですが、サトイモが収穫されますとサトイモの出番となります。

これからの寒い時期には、サトイモが汁物の良き相棒となってくれます。

ちなみに私が住んでいる秋田県では、豚汁に入れる芋類といえば「ジャガイモ」というご家庭が多いようです。

煮っころがし

写真:サトイモの煮っころがし

わたくし「サトイモは煮っころがしに始まり、煮っころがしに終わる」と思っております。

サトイモのぬめりに調味料がよく絡み、トロッとした食感がたまらない定番の一品です。

まとめ

今回は「サトイモ」についてご紹介しました。

サトイモ好きとしてはパクパクといきたいところですが、真正猫舌な私は、本日も汁物に入っていたサトイモに舌先を痛めてしまいました…。

写真:サトイモ

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次