こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「夏の大三角」についてのお話です。
はじめに断っておきますが、デネブとベガを貶めるお話ではありません。
夏の大三角とは
夏の大三角とは
- はくちょう座α星 デネブ
- こと座α星 ベガ
- わし座α星 アルタイル
この3つの星を結んで描かれる大きな三角形のことです。
ベガは七夕の伝説における「織姫(おりひめ)」を指し、アルタイルは「彦星(ひこぼし)」を指します。
日本では七夕の頃は雨や曇りの日が多い梅雨時期にあたり、夏の大三角はよく見えません。
よく見えるようになるのは、8月上旬くらいからです。
さて、真面目なお話はここまでです。
デブとブス
我が家は星空がフツーに見える田舎ですので、ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過を目視で確認出来ますし、5分も歩けば流星群が見られます。
毎年お盆の頃にやって来る甥っ子を引き連れて、星空観察会やペルセウス座流星群を見に行くのが恒例となっております。
ある年の星空観察会にて、当時小学校低学年だった甥っ子にこんな質問をしました。
夏の大三角って知ってる?
知ってるよ!デブとブスやろ!
デブとブス!?
そうや!デブとブスや!
ちょっと違うかな……
えっ!?違うの!?
よくよく話を聞いてみると、どうやら夏の大三角の星の名前「デネブ」「ベガ」「アルタイル」と「デブ」と「ブス」という言葉を同じ頃に憶えたようで、ごちゃ混ぜになってしまったようです。
本人としては「デネブ」と「ベガ」と言ったつもりのようです。
「デネブ」と「デブ」は一文字違いですし、「ベガ」と「ブス」は同じハ行の濁音ですからね。
ごちゃ混ぜになるのも、分からなくはないような。
子どもなんて、大体こんなもんですよ。
まとめ
今回は「夏の大三角(にまつわるエピソード)」をご紹介しました。
毎年のように七夕が近づくと「デブとブス」のエピソードを思い出し、夜空のデネブとベガを見つけては何だか申し訳ない気持ちになります。
梅雨が明けると夏の大三角のみならず、様々な星々が今よりハッキリと見られるようになります。
幸いなことに、ペルセウス座流星群の観察会では、毎年のように赤い火球を見る機会に恵まれております。
日頃の行いでしょうか、ふふふっ。