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縄張り争いの勝者は?スズメ vs ハクセキレイ vs ツバメ

写真:左・スズメ、中央・ハクセキレイ、右・ツバメ

こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。

今回は「スズメ vs ハクセキレイ vs ツバメ」についてのお話です。

我が家の「裏庭」には毎春、スズメとハクセキレイがやってきます。

たまーに、チュンチュンと鳴き争っておりますが、スズメの活動拠点は木や屋根の上、ハクセキレイの活動拠点は地上部であることから、基本的には平和に共存しておりました。

そう、ツバメがやって来るまでは。

目次

スズメとは

写真:スズメ

スズメ科スズメ属の留鳥・スズメ

全長約14〜15cm程のスズメは、人が住んでいるところに生息するとても身近な鳥です。

最近の住宅は凹凸が少なくスズメが巣を作りづらいようで、我が家のように凹凸のある古い住宅に狙いを定めて年に何回も巣作りにやって来ます。

その度に藁やら糞やらで家の周りが汚されます。

写真:スズメの巣

タバコの吸殻を拾ってきた場合、それが原因で火事になる可能性もありますので、本当に困っています。

さらに早朝から鳴くことによる安眠妨害と、本当に厄介な鳥です。

故に、我が家ではスズメは害鳥扱いです。

スズメは隙あらばどこにでも巣を作ろうとしますので、巣を見つけ次第即撤去して巣を作ろうとした場所を塞ぎます。

しかし巣の発見が遅れますとスズメは「鳥獣保護管理法」を盾に居座りますので、雛が巣立つまで巣の撤去はお預けとなります。

もどかしい…。

ハクセキレイとは

写真:ハクセキレイ

セキレイ科セキレイ属の留鳥または漂鳥・ハクセキレイ

ハクセキレイは、長い尾を上下にフリフリするキャットウォークで、餌となる虫を探して地上を歩き回る鳥です。

なぜ尾を振るのかは解明されていないようですが、ランウェイモデルばりの足捌きを見せてくれます。

人間が近づいても、地面を走ってから飛び立ちます。

ペンギンやダチョウにような飛べない鳥を目指しているのか、翼より脚力の進化が著しいように思えます。

そんなハクセキレイ、自分の巣を作る為でしょうか、スズメの巣の下に待機しては、巣から落ちてくる藁をせっせと運ぶ姿を何度か見かけたことがあります。

小賢しい限りです。

ツバメとは

写真:物干し竿に留まるツバメ達

ツバメ科ツバメ属の渡り鳥・ツバメ

手厳しい扱いを受けているスズメとは違い、田んぼや畑の害虫を食べてくれるツバメは我が家では益鳥扱いです。

早朝に巣のある小屋の扉を開けなければなりませんが、スズメほどのボヤキは家族からは聞こえてきません。

ツバメウォッチングが日課となり、雛にいたってははアイドル扱いです。

なんでしょうね、この差は。

縄張り争いの勝者は?

昨年までは、ツバメは我が家の周りを飛んではいたものの、裏庭にやって来ることはありませんでした。

しかし、今年は隣接する田んぼにいる虫を捕食する為にやってきては、裏庭にある物干し竿に頻繁に駐留するようになりました。

スズメとハクセキレイに緊張が走ったかどうかは分かりませんが、これは三つ巴の様相…。

と思いきや、そうはなりませんでした。

スズメとハクセキレイは主に晴れの日にやって来るのに対して、ツバメは曇りまたは雨の日にやって来るからです。

三者が相まみえることは殆どなく、あったとしてもツバメの圧倒的な数(約20羽)を前に、スズメとハクセキレイは速やかに去るのみで、争いにまでは発展しませんでした。

ということで、ツバメの一人勝ちです。

ツバメは時が来れば南へ旅立ちますので、スズメとハクセキレイは今だけ裏庭の所有権をツバメに譲っているだけかもしれませんが。

番外編・メジロ

写真:メジロ

メジロ科メジロ属の鳥類・メジロ

メジロは目の周りの真っ白いアイリングが特徴の鳥です。

メジロも我が家にやって来るのですが、活動場所は「裏庭」ではなく花や木の多い「庭」の方なので、他の鳥と被ることはほとんどありません。

ほぼ毎日朝から晩まで「チーチー」とか「チューチュー」とか「ピーチュルピーチュル」とか、とにかく甲高く鳴き続けております。

つまり、ちょっと喧しいです。

まとめ

今回はスズメvsハクセキレイvsツバメについてご紹介しました。

真夏日が続いておりますが、暑さにへばっている人間とは違い、鳥達は変わらず元気に餌を求めて飛び回っております。

晴れの日が続いているせいでしょうか、最近またスズメがやって来るようになりました。

早々にほっぽり出さねば。

写真:左・スズメ、中央・ハクセキレイ、右・ツバメ

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