こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「美味しいお米の作り方 -登熟期」についてのお話です。
登熟
出穂(しゅっすい)の後、稲は開花・受粉をして次第に成熟していきます。
これを登熟(とうじゅく)と言います。
登熟期に水が不足すると美味しいお米ができませんので、適切なお水の管理が大切です。
光合成によりデンプンを生成しお米を充実させていくのですが、登熟の初めのお米はミルクのような状態になっており、甘い味がします。
それを狙って憎きスズメがやってきます。
おのれ、スズメめっ!
スズメがやって来ると爆竹にて追い払うのですが、今年は爆竹の音があまり聞こえて来なかったような…。
例年より暑い夏に、スズメもお米どころではなかったんですかね。
農薬散布
いもち病気や斑点米の原因となるカメムシの被害を防ぐために、無人のヘリコプターにて農薬を散布します。
我が家に隣接している田んぼに農薬を散布する場合は、家の中に農薬が入って来るのを防ぐ為に、田んぼ側の窓を全て閉めなければなりません。
田舎の家というのは無駄に広いので、閉めるのに一苦労です。
ふーっ。
倒伏
稲が倒れてしまうことを倒伏(とうふく)と言います。
稲が倒れてしまうと、収穫量が減りお米の品質が下がってしまいます。
今年は7月中旬から1か月近く太陽が照り付けるとても暑い日が続いたのですが、お盆前には曇天・雨天の日々が始まりました。
雨の日が続いたわりには、倒伏箇所は少なく済んだようです。
ヒエ
稲が登熟期を迎えた頃、田んぼにニョキニョキと現れ始めたヒエ。
食用のヒエとは違い、田んぼに現れたヒエは野生の品種のノビエで、ただの雑草です!
近年、ノビエの発生はそれ程でもなかった為に除草剤は使っていなかったようです。
家族曰く「油断した」。
地道にコツコツ引っこ抜かなければなりません。
まとめ
今回は「美味しいお米の作り方 -登熟期」についてご紹介しました。
お盆を過ぎた頃から、田んぼにたくさんのトンボが飛来するようになりました。
トンボは稲にイタズラをする害虫を食べてくれる、お米づくりの頼もしい味方です!
が、今日見たトンボ達はせっせと交尾に励んでおり、田んぼのパトロールを怠っているようでした。
頼むよ、君たち!