こんにちは、サシャ(@sashalog_com)です。
今回は「ラズベリーとブラックベリー 」についてのお話です。
以前のブログでラズベリーのお花をご紹介したのですが、果実が収穫できるようになりました。

ラズベリーとブラックベリーとは
ラズベリーのあれこれをご紹介するついでに、ブラックベリーについてもご紹介します。

バラ科キイチゴ属の低木果樹・ラズベリー。
バラ科キイチゴ属の低木果樹・ブラックベリー 。
どちらも日本では木苺(キイチゴ)と呼ばれている果実ですが、ラズベリーとブラックベリー には以下のような違いがあります。
ラズベリー | ブラックベリー | |
---|---|---|
色 | 赤・黄・黒 | 黒 |
香り | 芳醇な香り | 特になし |
果肉 | 光沢はなく、とても柔らかい | 光沢があり、張りがある |
果実が熟したとき | 花托が果実から離れて内部が空洞になる | 花托は果実から離れない |
味 | 甘酸っぱい | 酸味は少なく、濃厚 |
以上の特徴を、よーく憶えておいてください。
果実ができるまで

我が家のラズベリーは6月中旬頃に花が落ちはじめ、中心部分がぷっくりと膨らんできて実になっていきました。

2週間程経った頃には実が徐々に膨らんでくるとともに、赤みが差すようになりました。

さらに2週間後。
だいぶ赤みが強くなってきたのですが、この頃から私は一つの疑念を抱くようになりました。
ラズベリーは果肉がとても柔らかいはずなのですが、このラズベリー、何かかたい…。


これって本当にラズベリー?



(自信満々に)ラズベリー!



あやしい…
さらに数日後。
順調に赤みが増してはいったのですが、比例して私の疑念も増していきました。
ラズベリーはマットな質感のはずなのに、これにはツヤがある…。





本当に本当にラズベリー?



本当に本当にラズベリー!!!
でも真っ赤に完熟したのに、実が花托から離れないのよね…。



それって…
そしてさらに数日後、私の疑念を裏付ける決定的な出来事が起こりました。
なんと、実が黒くなっていたのです。
はい、アウトー!!!!!


そこにあるのは、黒くて光沢があり、張りのあるしっかりとした果実。
これは誰がどう見たってブラックベリーでしょう。
これほどまでの決定的な証拠を目の前にしながらも



これはラズベリー!!!
と言い張って譲らないハハ。
確かに黒いラズベリーの品種もあります。
しかし我が家のこの黒い果実には、ラズベリーの特徴である芳醇な香りはなく、また実と花托は密着しておりました。
つまり、ブラックベリー以外の何者でもないのです。


全然納得しようとしないハハでしたが、ブラックベリーの苗を購入した際に付いてきた商品説明を確認したところ…


ソンフリーとは、ブラックベリーの品種でございます。



あら…



あらじゃないわよ、あらじゃ!!!
ソンフリーは実がたくさん付きますが、他の品種に比べて酸味がやや強めです。
ちなみに、ブラックベリーは完熟していないうちに摘み取ってしまうと、とても酸っぱいので、必ず完熟(触ってみてポロリと取れる)してから収穫します。
まとめ
今回は「ラズベリーとブラックベリー 」についてご紹介しました。
幸いにもラズベリーとブラックベリーの育て方にそこまで差異はなかったようで、無事に果実を収穫することができました。
思い込んだら一直線のハハのお買い物には、今後厳しいチェックを入れていきたいと思います。